＜戦国揺籃期＞（２００１年度の詳細絵巻はこちら）
・空白期が明けてみると、
　複数の大名家が断絶していた。
・天下無敵の覇王毒空木氏は病魔に倒れてこの世を去っており、
　後継者争いから日本全土の毒帝領が荒廃していった。
・第二勢力であった恩田氏も、
　此花咲耶氏の隠居により勢力が半減、
　此花氏の勢力圏であった相模國の大半を、
　古参大名である書くの氏の支配を許してしまう。
・そして黎明期の連立野党（？）である５國連合も崩壊、
　ゆうじ氏・屍氏・首領氏・間宮氏・結城氏の
　断絶や隠遁・離反によって四散、
　水上氏は地盤が固かった関東領に本拠地替えして
　何とか難を乗り切った。
・一方、地盤を関東に移した美樹氏は
　沿岸部に地盤を固めて各大名と好戦的に戦を重ねるはじめる。
・五国連合の崩壊後に行き場を失った結城氏は、
　１ヶ月の放浪を経て千住宿にて独立挙兵、
　しかし、恩田軍に本拠を囲まれた関係で、
　恩田氏に恭順して同盟を締結。
　しかし、
　同盟軍として美樹氏本領江戸川砦戦にて雅彦が戦死、
　長子彦虎が家督を継ぐも無能のため反乱が起きる。
　（御館の乱）
　彦虎に同盟をないがしろにされた結城氏は、
　恩田雅彦の兄、鷺沢健太郎を擁立しようと画策、
　これに失敗して同盟を破棄せざるを得なくなり、
　責任を取って若水が隠居、珍平が当主となる。
　この巻き添えを食らった鷺沢氏は、
　もと恩田家大番頭の和泉氏を頼って仕官、
　筑前に本拠を得て安住した。
・その後も恩田氏は彦虎の無能政治によって混乱するが、
　彦虎の双子の弟覇児丸が反対勢力と手を結び、
　更には結城氏に呼びかけて飛騨にて挙兵、
　（雅虎家督戦争）
　彦虎を幽閉して家督を奪うと、本拠地を飛騨高山に移動した。
　これに伴い、支領化した関東平定のために、
　結城氏の帰属を打診、
　快諾を得たため結城氏は恩田氏の家臣として帰属することとなった。
・夏には恩田氏の伊勢遠征があり、
　黎明期からの都であった伊勢を陥落、
　毒帝の残党を一掃して、正式に【飛騨高山】に遷都を行った。
　秋口、高齢のため私が書くの氏が隠居、
　変わりにどうして書くの氏が家督を継承した。
　その間、東北地方・北信地方で幾度と無く戦争が勃発、
　飢饉も頻発するなど戦況は熾烈を極めた。
・年が明け元日、
　恩田氏は結城氏に独立を促したため、
　（川原湯の祝儀）
　広大な領土が分裂、
　それまで安定していた関東領が一気に戦乱の渦に巻き込まれる。
　また、独立に反対する急進勢力「恩田七党」が暴徒と化し、
　関東領内を暴れ回る事態となる。
　これを鎮圧した書くの氏・美樹氏・たつべ氏が、
　新たな勢力として力を蓄える様になった。

・もうそろそろ天下の平安が見えてきたかと思われた３月２１日、
　日本全土を揺るがす大地震によって、国土が崩壊。
　各大名の統治力が及ばなくなり、治安が悪化、
　再び力が支配する戦国の世に逆戻りすることとなった。
　そう、それは新たな戦いの幕開けだった。。。

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