【恩田の音楽小箱】

お気に入りのCDを紹介するページです

なにかと趣味に偏りがある私ですが
ずっとずっと聞き込んできた音楽となると
割とまともなものも多いんですよ

そんななかで
ここでは主にインストゥールメンタル曲を
紹介します

手持ちの中でも特に厳選したCDです
良かったら手にとって聞いてみて下さいね


・An Invitation to Windham Hill
 (ウィンダムヒル「心の美術館 Vol.2」)
 
 それまでずっと流行歌(はやりうた)を追っていたのに、
 このアルバムを手にとってから、
 日常生活で聴く曲がガラリと変わった覚えがあります。


 オムニバス形式で
 たくさんのアーティストが演奏しているのに、
 情景が浮かぶような表現の多様性があって、
 心にズシンと深く入り込んだ1枚です。


 ここから、
 私のジョージウィンストン巡礼(爆)が始まり、
 その後のkanonとの出会い、
 そして、クラシックへの道が開いたわけ。
 そういう意味でも、
 いつまでも大切にしたい始まりの一枚。


 1曲目にはジョージウィンストンの「Longing/Love」、
 「歌う天気予報」でお馴染みの超有名曲です。


 (ジョージウィンストンに関しては、
 
 「パッヘルベルのカノン」のページでも紹介しています。) 


・Windham Hill Records 
 SAMPLER '94


 こちらも、1枚目と同じくウィンダムヒル・レーベルのCD。
 2年ごとぐらいに、
 レーベルのトップアーティストが
 オムニバスのCDを出しています。
 そして、
 そのオムニバスアルバムの中でも、
 一番気に入っているアルバムがこちら。


 ピアニスト(シンセ?)としてはジョージと同じぐらい好きな
 オースティン・セーバーグをはじめ、
 アイリッシュの音色が優しいナイトノイズ
 (後に彼らは
  これまた私の大好きな歌手「遊佐未森」と共演)
 そして、「社長」(爆)のウィリアム・アッカーマン。
 豪華な顔ぶれです。


 特に秋口になると、聴きたくなる曲達です。


・A WINTER’S SOLSTICE W

 そして三度(みたび)ウィンダムヒル。
 本当に厳選した数少ない推薦CDのなかに
 これだけ入ってしまうんだから、
 本当に
 ウィンダムヒル・レーベルと波長が合うようです。

 こちらもオムニバス形式のアルバムで、
 表題通り、冬を題材とした曲の特集です。

 部活動で毎年、
 冬山に天体観測に出掛けていたんですが、
 テントで皆が寝てしまっても、
 星空を眺めながら聞いていました。
 今でも冬の星を眺めに出掛けるたびに、
 キャリーバックに忍ばせている一枚。

 フルアーティストによるキャロルや、
 オースティンセーバーグ、
 何年経っても、私の冬のテーマ・ソング。


・boys air choir
 「requiem」
 (ボーイズ・エア・クワイア/「レクイエム」)


 声楽の名門であるSt.ポール教会、
 その少年合唱隊の
 トップソリスト達で構成されたグループ。
 少年の声は時として
 鋭すぎて嫌みに聞こえる場合があるのに、
 このグループの声は限りなく透明で、暖かい。
 
 心が静かに清められていくような感じが、好きです。
 キリスト教圏のこういう歌、大切にしたいですね。

 


・上松美香「INOCENCIA」

 アルバとよばれるハープの一種での演奏。
 組曲からルンバまでと曲調は様々だけれど、
 明るい音色が元気にしてくれる1枚。
 
 特にお気に入りは「コーヒー・ルンバ」。
 熱く煎れたオレンジコーヒーを飲み、
 そして同じくオレンジのビスケットを食べながら、
 「さて、なにを始めようかな?」
 と言うときにうってつけ。


・JOHN NILSEN
 「sometimes paris」
 (ジョン・ニールセン/サムタイムズ・パリス)


 昔、家庭教師をして貰っていた人に、
 高校の卒業祝いで貰ったアルバム。
 ピアノ曲で、基本的にはジャズなんですが、
 フュージョンに近いのかな?

 バロックの静かなピアノに耳慣れていた私は、
 跳ねるように弾くイメージがあるジャズは
 あんまり好きじゃなかったんです。
 
 ちょっと甘めのメロディラインですが、
 なかなかいけるなぁ〜って。

 輸入盤だったので、
 売っている店を教えて貰って、
 足繁く通った覚えがあります。

 でももう、なくなっちゃったんですよ。
 好きだったのになぁ。


・still echo 「HEAVEN」
 (ビクター エンタテイメント)

 最近流行の、
 フィーリング系オムニバスアルバムの一つ。
 CMソングやクラシックなど、
 音楽ジャンルの枠を越えて編集されるのは、
 確かに面白い試みだとは思うし、
 豪華でお得だとも思う。
 でも、
 一歩間違えば統一性がないだけのCDになってしまう。
 
 前述のウィンダムヒルは、
 真っ当なテーマを持って厳選されているから、
 聞いていて安心感がある。
 「さすが本家」と言う感じ。

 このCDも、危ういところで均衡を保っている。
 華やかな音楽と、静かな音楽。
 今後のこういった流れのなかで、
 良いお手本なんじゃないかな?

 収録曲は「世界の車窓から」のオープニングや
 ニュースステーションのオープニング。
 更にはボーイズエアクワイアやスラヴァ、
 果ては村治佳織やフジ子・ヘミング、、、
 「今」という時代を残すのに良いCDだと思います。 


・つのだたかし「静かな音楽」

 キューピーの「アンナマンマ」というスパゲティの宣伝で、
 「スローフードにかえろう」
 というCMがあったでしょう?
 あのバックにかかっていた優しい旋律。

 バロック時代の楽器「リュート」が奏でる旋律。
 なんか、暖かいなぁ〜って、
 落ち着きたいときに聞いていたいCD。