<3月13日>
◎日程:青荷温泉→黒石→弘前→五所川原
     →金木→斜陽館→五所川原→秋田
     →ホテルハワイ(泊)→久保田城

@青荷温泉
 翌日は爽快な晴天。
 時間が許すのなら、
 是非もう一泊したかったと思うぐらい、良い宿でした。
 そんな青荷に未練を残しつつ、弘前へと向かう。
 
 旅館の近くで、雪に埋まった道路標識を発見。
 これじゃあ車も入れないわけだ。
 スノーモービルからの景色は一面の銀世界。
 足跡もない真っサラな雪の彼方に見える岩木山。
 恩田&若酔は写真を撮りまくってました。(笑)
 いやぁ、ほんとに良い景色なんですよ(^^)
 小さいですが、画像で雰囲気をお楽しみ下さい。


A斜陽館
 青荷から黒石→弘前→五所川原と乗り継いだ所で既に昼。
 駅前の食堂で腹ごしらえをしたあと、
 またもローカル線の旅。
 今度は津軽半島の日本海側を北上する。
 (2日前の三厩は同じ半島の陸奥湾側)
 程なくして金木に到着。

 三厩にも文学碑があったが、
 津軽と言えば太宰治の代表作の一つ「津軽」がある。
 そして今回向かうのは太宰の生家、斜陽館。
 
「とりあえず斜陽か津軽でも読んでくりゃよかったか?」
 とかなんとか言いつつ、
 誰一人読まずに此処まで来ているところが凄い(馬鹿)。
 なにしろ不便な土地である、
 熱心な太宰ファンばかりが来館するようで、
 なんとなく後ろめたい部分もあったりして。

 しかしこの建物、なかなかどうして立派な建物である。
 外観は和風なのだが、
 内部は和洋折衷でなかなか凝った造りをしている。
 柱の造形や天井の漆喰模様を見ていると、
 太宰家が相当な資産家であったことを窺い知ることが出来る。
 見て回るのも結構時間が掛かりました。

Bストーブ列車&香取慎吾ペイント列車
 今回の旅、移動手段のほとんどは電車。
 コンセプトは
【低予算でそれなりに快適な旅】
 恩田の旅行資料(鉄道知識)をフルに使い、
 移動距離は長くても移動時間は短縮・そして快適にと、
 かなり練り込んだ企画に仕上がった(自賛)。
 (快速など特急料金を払わずに楽が出来る電車を駆使)
 若酔:「これが
“鉄”でなくして何なんだよ。」
 恩田:「たんなる
“旅行好き”
 ええ、すべての問いに対する防衛線はコレで完璧。
 (なわけなかろうが)
 とはいえ、迫害され行く定めの「てっちゃん」ですが、
 こういうことでは案外役に立つと言うことは覚えておきましょう。

 で、本題。
 五所川原に戻る列車は
「ストーブ列車」をチョイス。
 煙をもくもくあげて走る茶色の「汽車(ディーゼルですが)」。
 かなり古い車両で、車内にストーブが設置されている。
 銀河鉄道とでも言いたくなるような年代を感じさせる車内、
 ガタゴトと走るレトロな感覚。なかなかオツなものでした。(^^)

 そして五所川原のホームには、
 香取慎吾&ガキ共がペイントした落書き電車が停まっていました。
 これもまた企画モノですが、とりあえず話のネタに、一枚。

Cリゾートしらかみ号
 本日は移動日。
 書くことが無いというのもあるんですが、
 ここでもう一つ鉄道ネタ。

 五所川原から秋田に抜けるため、
 五能線の快速「リゾートしらかみ」をチョイス。
 これは日本海の夕日を眺めるジョイフルトレインで、
 特急並みの速度と設備をもつ車両に、
 指定券500円で乗車出来るというお得な列車。
 今回は3人旅ということで、
 事前にテーブル付きセミコンパートメント席を予約。
 (いわゆる「半個室席」です)
 
 本日はこの列車の終点(秋田)泊なので、
 景色を楽しみつつ寝ていけるのが嬉しい。
 また、五能線は海岸沿いを走るため、
 夕日が水平線に沈む景色はかなり美しい。
 写真では小さくしか写っていないが、
 実際はかなり大きな夕日が沈んでいきます。

 これにはF氏・若酔共に大感激の様子でした。

D秋田市街
 3時間かかって秋田に到着。
 トリプルで11000円という激安のホテルにチェックインし、
 コンビニ夕食を買いつつ久保田城祉へ。
 日没後なのでハッキリは解りませんでした。
 写真も撮りましたがフラッシュの光量が足らず御釈迦に。