<3月9日>
◎日程:いわき→仙台→青葉城祉→瑞宝殿→仙台(昼食)
         →松島海岸→瑞巌寺→五大堂→松島海岸
         →平泉→毛越寺YH

@青葉城
 折角だから、
 移動ばかりじゃなくて観光も楽しみたい。
 ということで、
 朝の予定を1時間半繰り上げ、
 更に特急を手配して、
 いわきから一気に仙台入り。

 目指すは伊達政宗のお膝元、青葉城。
 バスでカタコト揺られ、高台の城跡に到着。
 さすが大都市、バス便が程良く観光もしやすい。
 城跡と言っても建築物が残っているわけではなく、
 資料館でCGによる復元図のミニフィルムが上映されている。
 石垣の修復中ということもあり、
 シャッタースポットの政宗公の銅像周辺も御覧の通り。
 しかもバスガイドの研修中らしく、
 大量のお姉さま達がパシャパシャとシャッターを取り続け、
 私達一般観光者を引かせていました。
 場所わきまえろよ〜、あんたら社名背負ってるんだぞ〜。
 

A瑞宝殿
 次に目指すは伊達家の廟所、瑞宝殿。
 バスの接続が少し悪かったため、
 途中の動物園にて通過観光。
 あまり記憶に残っていないところを見ると、
 たいした動物は居なかったのだろうか。

 瑞宝殿は、さすが有力大名の廟所だけあって、豪華。
 伊達家の家紋である
仙台笹の付いた門は感動モノ。
 市教委かなにかの行事でたまたま説明係の人が居たので、
 廟所の中までちゃっかり入って、
 紛れて説明を聞いてみたり(笑)
 資料館には政宗ら親子3代(だったっけ)の
 
頭蓋骨が展示されています。
 「いいのかなぁ、墓暴いちゃって。」などと思ってみたり。
 実際に見ると
インパクト強すぎです。

B瑞巌寺
 仙台に戻ったところで時計を見ると、
 3時間ほど予定より早いことに気付く。
 これなら松島ぐらい行けるかも?
 ということで駅の時刻表を調べ直し
 オプショナルツアーを設定。
 快速電車にて松島海岸へ急ぐ。
 
 まずは伊達家ゆかりの瑞巌寺。
 磨崖仏と呼べばよいのでしょうか、
 崖を彫って作られた
石仏が並ぶ様は
 とても絵になります(写真)。
 社殿も名建築(なにせ国宝ですから)なんですが、
 個人的にはこちらの印象の方が強いです。

C松島海岸
 「松島●景」でしたっけ?
 景色が良く見えるVIEWポイントはあるそうですが、
 どれも遠くて、オプションツアーで回れる気配はなし。
 とりあえずは通り沿いに見える景色を楽しむことに。
 しかし、名景と言えど、
 観光地化をサボっているような
寂れた感覚は拭えないです。
 天気がさほど良くなかったこともあるようですが、
 「感動した」という程の景色でもなかったような。
 遊覧船に乗って島巡りをすれば、
 少しは違ったんでしょうか。それも疑問です。
 写真は五大堂と、そこからの景色。
 
 ずんだソフトは、ほんのりあんこの香りで美味しかったです。
 あとは小腹が空いたので海観光地定番の貝焼き。
 ここではつぶ貝をチョイスして食べ歩き。
 都会でこれやったらお行儀悪しだけど、
 こういう事が許されるから、観光地って好きだったり。(笑)

D毛越寺YH
 この日の移動も強行軍。
 平泉に着くと既にYHの夕食時間を過ぎており、
 慌てて食堂へ。
 他に宿泊者もいたんですが、
 大食堂にて結城と二人きりの食事。
 わびしい。
 そして食べ終わった後の食器洗いは自分達で。
 僧坊(宿坊?)系のYHは
 さすがに今も規則が厳しいようです。
 
 YHを選んだのは予算圧縮のため。
 ここぞという場所で良い旅館に泊まりたいから。
 昔ながらの木の2段ベットでした。
 そして相部屋。
 写真は持参の低周波治療器を装備した恩田。

 とはいえ、毛越寺はものすごく有名な古刹。
 (
世界遺産登録が取りざたされるような所)
 泊まれるだけでも良い話のネタになりました。
 庭園が見事なものです。
 尚、「姫神」というアーティストを御存知でしたら、
 【浄土曼陀羅】というアルバムを手にとって下さい。
 こちらの僧が般若心経などをシンセサイザーにあわせて
読経しています。