【恩田のカメラ遍歴】
 私は写真がとても好きです。
 自分の中の大切な時間を断片的に切り取って、
 
【目に見えるカタチ】でとっておける。
 人の記憶っていうのはすごく曖昧だから、
 時と共に薄れていく情景を思い出すのは大変なことだ。
 写真があると、その時の記憶も辿りやすいし、
 たまに見返すと、忘れていたことを色々と思い出したりする。
 それをネタに笑いあえるのもまた、いい。
 
 そうこうしているうちに、
 自分で買ったり、
 様々な人からカメラを頂いたりしまして、
 気が付いたら結構な量になっていました。
 ここでは、現役稼働中のカメラを中心に有るだけ全部紹介します。


《1:旅行用カメラ》
 基本的には紙焼きカメラを使っています。
 私の持つデジカメは、
 あまり画質が良くないので。
 撮影モードはあまり多く使いませんが、
 たまには好感度フィルム(1200とか2400とか)を使い、
 ノンフラッシュモードで焚き火を撮ったりします。
 でも、今のカメラはレンズが暗いので、
 あんまり良い写真が撮れないのが不満かな。
 
 このページで行事録の載せている写真は、
 ほとんど紙焼きカメラのフィルムを現像、
 スキャナ(エプソンGT−9000という高価なポンコツ)
 で取り込んでから色調補正をして掲載してます。
 なので作業が溜まると面倒くさくなり、
 行事録の更新が滞る、というわけ。


 現在のカメラは四代目。
 「富士フィルム ズームキャルディア スーパー115」
 (存命期間:1995.12〜現役稼働中)


 長持ちさん。(笑)
 愛称「ポチ」。何でも言うことを聞き、無理難題にも良く耐える。
 セルフタイマーや多彩な撮影モードがあって重宝するが、
 レンズが暗いので、焚き火周りの撮影がきついのが難点。
 まぁ、10000円だから仕方ないか。
 これも、洞窟で何度も落下させたりしており、あちこちに傷が付いている。
 それに、細かい部分にはグアノ(コウモリの糞)が、
 どうしても撮れずに残っている。ちょっと汚いかも。
 もちろん、卒論の調査や旅行などで大活躍し、寵愛も深い。
 が、今年の3月の卒業旅行時、
 青森県にて何者かに監禁されて行方が解らなくなった。
 必死の捜索の結果、三内丸山遺跡の資料室にて保護され、
 宅急便にて自宅へ送付、事なきを得た。
 さすが、下僕(ポチ)だといったところか。
 最近はDATEの焼き込みがおかしくなってきたり、
 レンズの蓋が閉まらなかったりと、不調が目立つようになってきた。
 そろそろ寿命なのかも。
 でもまだ頑張らせます。

 ちなみに3代目までは、、、
 初期:富士フィルム「写るんですフラッシュ」
 初代:「リコーの固定照準激安カメラ」
 (存命期間:1992.3〜1992.7 /東京都奥多摩町にて憤死)
 二代目:「キャノンオートボーイ ズーム105スーパー」
 (存命期間:1992.7〜1994.1 /山梨県小淵沢駅にて紛失)
 三代目「富士フィルムのコンパクトカメラ」
 (存命期間:1994.3〜1995.9 武蔵五日市のキャッシュディスペンサーで紛失)

《2:デジタルカメラ》  
 主にホームページ用写真を撮っています。
 塩銀が好きなのですが、
 デジカメはコストパフォーマンスがよいので、、、
「富士フイルム FinePix F11」
(存命期間:2006.1.16〜現役稼働中)
 ステレオ写真用サブ機:2008.10.19〜稼働中)
 性能:6.3MEGA PIXEL / ISO感度1600

現在のカメラは2代目。
デジカメの使い勝手もずいぶんよくなりました。
これなら、普段使いでも十分使えるかと判断。
最近はデジカメプリントも常識になっているので、
写真屋さんにデータを出すのも楽になりました。
コンビニでも焼けるしね。

このカメラはそんなに薄型でもなく、
重さも普通のより重いです。
でも、その分、機能が充実していたので、これに。

私が特に注目したのは、ISO(感度)。
フラッシュを使わずに
どれだけの光量で写真が撮れるか。
これはもともと、塩銀のカメラにも求めていた質。
(いわゆるレンズの明るさに相当する)
なんとこのカメラ、ISO1600までOKなんですよ。
ということで、
うまくすれば焚き火の光量で写真が撮れる〜。
タキビストにとって、この1点は大きい。

マニュアル的な設定も多数有って、
覚えれば様々なシチュエーションで、
遊び心有る写真が撮れそう。
実勢でメモリ付き70000弱。
パソコンの時も思ったけど、
本当に安くなってるのねぇ。ビックリしました。
と同時に、
結構バシバシ撮らせて貰ってます。
久々にカメラでは良い買い物だったかと。

特に、洋館などの暗い部屋で
シャンデリアなどの内装を
綺麗に撮れるのが嬉しいです。

2008年晩秋、ステレオ写真の撮影用に、
中古機を1台、ヤフオクで落札しました。
静物のステレオ写真なら、
1台を平行移動で撮影すれば事足りるけれど、
滝などの動きがある自然物や、
ステレオムービーを撮影するには、
設定(光源・ズーム他)をリンクさせられる
同型機が2台、どうしても必要だったので、、、

その目的に適うだけの腕が、
果たして僕にあるのやら、、、
「リコー RDC-5000」
 (存命期間:1999.6〜2006.1.16)
 性能:2.3MEGA PIXEL / ISO感度100

旧型機でした。でかくて重い(T_T)。
この頃はまだまだ、
塩銀の性能の方が遙かに上でしたねぇ。
画像性能は既に追いついた感もあるのだけれど、
シャッタースピードや機能がまだ、
腕に馴染みませんでした。起動も遅いし。

それなのに購入した理由というのは、
HP製作用の写真を撮るため。
すぐに画像の確認が出来て撮り直せることや、
紙打ちをしないでそのまま取り込める便利さと、
コスト。

コストがかからないからこそ、
気軽に撮れる写真というものもある。
そういった用途に、デジカメは強い。
今考えると相当高い値段(10万円)だった割には
思わず考え込む程まともな写真を撮っていない
不運なカメラ。

三脚が倒れただけで液晶が駄目になるという事故に見舞われ、
金銭的理由で修理されないまま現在に至る。
それでも無いと困るので、
立派に活躍していると考えて良いのだろう。
パソコンへの取り込みは
スマートメディアをFDアダプタから。

 今回の写真もこのカメラの写真以外はこのカメラで撮影。
 (このカメラの写真は後述の携帯カメラ)

なにせ、携帯カメラ(FOMA F901ic)購入後、
ほぼ同性能(2.04MEGA PIXEL)のうえ、
かさばらないので、後期はほとんどコレにシフト。
大きな写真を撮るとき以外は、
使わなくなってました。

性能限界を感じたので、買い換えへ。
よく働いてくれたので、
手製のカメラギャラリーに
納めようと思っていましたが、
下取り3000円ということで、
手放してしまいました。つくづく不運な、、、(T_T)

リモコンが付いていたのは便利だったのにね。

《3:携帯カメラ》
 携帯電話のカメラも、
 やっと使用に耐えるほどの
 画素になってきました。
 携帯使用変更につき、
 携帯カメラは現在で3代目。

 「NTTDoCoMo FOMA F909ic」
 (2005.3.3〜現役稼働中)
 とにかく、思いついたときに
 すぐ撮れる気軽さのが良いですね。
 性能は2.04MEGA PIX
 RICOHの旧型デジカメより使い勝手がよいので、
 しばらくはホームページの日記用・イベント用の
 スナップに使っていました。
 が、FinePix購入後は、画質に叶わず撤退。

 最近は
 携帯掲示板の画像限定(主にゲテ汁)で
 使ってるだけかな〜。

 PCに取り込むときは
 メールに添付して送受信。
 


《4:天体用一眼レフ》
 この項目からは非日常を演出するカメラ。
 初代にして現役。
 「ミノルタ X−7」
 (存命期間:1990頃〜現役稼働中)

 唯一の一眼レフで、マニュアルカメラ。
 写真が好きであれこれと撮っていたら、
 「マニュアルぐらい使えるようになっとけ。」
 と、父が譲ってくれたカメラ。
 未だにマニュアルの操作がよく解らないため、
 絞りや露出とはほとんど無縁の、
 天体写真専門
 (しかも天体望遠鏡には接続出来ない)
 でしか使っていない。
 かなりの宝の持ち腐れで不運なカメラ。
 しかし、八ヶ岳での天体合宿(厳冬期)や
 夏のペルセウス座流星群、
 獅子座流星雨など数々の現場で
 印象的な写真を残してくれた、
 思い入れの深いカメラでもある。
 UVフィルターやバルブ、三脚など、
 このカメラのために揃えたアクセサリーも多い。

《5:ハーフ判カメラ》
 1コマを縦に2つに分割し、
 1コマで2枚の写真を撮れるカメラ。
 36枚撮りのフイルムで
 72枚撮影できるわけです。
 何と画期的!
 と思ったら、
 結局は
半分の画素しか使えないわけで、
 画質は当然のように悪くなります。

 ファインダーが縦なのも、
 なんだか面白い感じです。
 セミマニュアルというか、
 フォーカスはある程度自分でやらないといけません。
 これでマニュアルの練習でもしようかと思ったんですが、
 結局は晴天の日にショボショボと撮るぐらいしか使ってません。
 
 「FUJICA Half 1.9」
 どうやら叔父の持ち物だったらしいです。

《6:コンパクトカメラ》
 「KONICA Pocket400」
 28mmという
 ミニサイズのフィルムのカメラ。
 今で言う「写るんです」と同サイズ。
 固定照準式なんだと思いますが、
 フィルムが普通には売っていないので、
 まだ一度も写したことがありません。
 が、 もともとは
 機械類音痴と言われた叔母の持ち物。
 たぶん簡単だと思います(オイ)。

 これで撮ったら、
 現像はどこへ持っていけば良いんだろう、、、


《まとめ》
 と、ここまで書いたところで、
 『恩田は写真のセンスがありません』
 ここの写真を見て解るとおり、
 露出も補正も構図もへったくれもないです。
 
 一応、
 撮影用のライトや、背景なんかはそれなりに用意してますけど、
 なにせ腕が伴わない。それが最大の難点です。

 これからも不必要な写真がバシバシ増えることでしょうが、
 笑ってみてやって下さい。