【開会宣言&乾杯用メッコール】


「ゲテ汁」として多くの愛飲家を育む同飲料、
「マズイ、でも、癖になる。」という様な感覚で、
実に多くの方々に愛されています。

しかしその実、
あんまりマズくはないんですよね。
いや、、、確かに美味しくはないですが、
礼賛して「マズイっ!これぞゲテ汁!」という程でもない。

ドクターペッパーやチェリーコークと同様、
文化としてのゲテ汁
(いわゆる罰ゲーム対象として広く認知されている物)です。
割と全国的に購入でき、
学祭ほかのイベントでも大量購入しやすいのも、ポイントの一つ。
すこぶるメジャーなゲテ汁であります。
味としては麦茶を炭酸にしてコーラっぽく仕上げたもので、
ビールとコーラの中間、黒ビールやルートビアに近い。

しかし、
メッコールをメジャーゲテ汁として認知させているのは、
味というよりはむしろ販売企業が宗教系(統一教会)ということでしょう。
その販売機のほとんどが宗教施設の敷地内にあり、
心理的に購入しにくいというある種の「いかがわしさ」が、
メッコールをゲテ汁と言わしめる所以であると、僕は勝手に思っています。
(一部は本屋のヴィレッジヴァンガードでの販売もあり)

同様に、です。
他のゲテ汁がどうしてゲテ汁と呼ばれるのかを考えてみると、
そこに「いかがわしさ」が見え隠れしていると言えます。

眉唾の健康食品しかり、
村おこしの特産品が頑張りすぎて発想がブッ飛んでしまったり、
異文化としての外国産品(いわゆるマイノリティ)だったり、
大手企業が奇抜な発想を追いすぎた結果だったり、
一般化されていない、できていない、
そういった商品に感じる違和感が、ゲテ汁をゲテ汁たらしめている、と。

なので、
当会はメッコールのように一般化されてしまったゲテ汁を好みません。
それは既に予定調和であり、言ってしまえば形式美に他ならないからです。

それらを開会宣言と共に飲み下すのは、
遙かいにしえより続くゲテ汁文化への敬意であり、
まぎれもない様式美であると、考えています。
「さて、禊ぎは済んだ。これからが本番だ。」と。

、、、なんて格好良い(?)事を書いてみましたが、
とりあえず8人分を確保してきました。
まだまだお席には余裕がございます、、、



【参加賞:権現パワー】


行者ニンニクエキス配合の栄養ドリンクです。

1999年の記憶で書きますが、
まぁ、ニンニクなので当然臭うわけです。
でも、味はビタミン剤なんですよね、、、
同じく青森の「シジミエキス21S」もそうでしたが、
そのギャップが凄い。
後味もビタミンなのであまり違和感はないのですが、
とにかく臭いが強烈だと舌に感じない味も脳が知覚してしまうという、、、
(まぁ、錯覚ですけどね)

1999年当時は「徐福伝説」と呼ばれていました。
2006年の資料では「徐福ドリンク」となっていました。
そして2010年現在には「権現パワー」。
味は変わっていないと聞いていますが、
よく、この凄まじい味で企画が没らず、名前を変えてまで出続けているなと。
ものすごい不思議です。
伝説の名残か、効能書きには徐福が出てくるし、
ラベルにも徐福の石像が登場、
いかがわしさを倍加させる役目を立派に果たしてます。

ちなみに現在は財団法人小泊うみどりーむ振興公社が製造。
10/14に注文して10/19に届くという仕事っぷりを見て、
「ひょっとして、注文してから作ったんじゃね?」
という疑惑が生まれたりとかも。

大会参加の皆様には、参加賞としてお持ち帰りいただきます(強制)。




[エントリーゲテ汁リスト&事前予想(by恩田)]

001: my Smoothie(ザクロ) /スウェーデン
002: アサイー スムージー
003: アサイー ドリンク
004: 四季の雫 冬人参でつくりました
005: チェルシー バタースカッチ
006: 紀文豆乳 焼きいも味


「アサイー」は「マカ」や「ノニ」に続く系統の奇跡のフルーツ系。
スムージーではそれほどひどい味にはならないだろうが、
一過性で廃れそうな果実なので確保。
ザクロもなかなかジュースにはなりにくいが、
過去のゲテ汁大会では果汁飲料としてのエントリーがありました。
スムージーになるとどうなるんでしょうね。

豆乳系はチョンボの巣窟なので、
過去のゲテ汁大会でも相当量がエントリー。
なので「杏仁豆腐」や「きなこ」などもあったがは現在のところスルー。
でも、、、さすがに「焼き芋」というチョイスは無いだろうと言うことで。

チェルシーは既にチョンボの匂い。
人参ジュースは場の賑やかし。たぶんライトでしょう。



007: ミルクセーキ(森永ホットケーキ味)
008: 林檎と生姜
009: 涼みすいか(ゼリー入り飲料)
010: KUSHI MACRO DREAM SUPER シンデレラドリンク
011: 米グルト(マイグルト) 甘酒飲料
012: とろとろスライム(メラトロピカル味)

ミルクセーキに粉物の味、、、。
甘ったるくてどろどろした粘液だったら最悪です。

林檎と生姜、、、
生姜のすり下ろした固形物がたっぷり沈殿しているところがポイント。
たぶんかなりの破壊力。

すいかはヤメロと各メーカーが忌避する中JTやっちまったか?

シンデレラドリンクは側面にナントカ先生の御推薦文が。
余計に怪しさを醸し出してます。

米グルト。
岩手県は遠野地方にビアンラルクという米発酵カルピスもどきがあるので、
たぶんその系統の甘酸っぱい甘酒と踏んでます。なにせ沈殿物が、、、

とろとろスライム。
まぁ、相手は魔物ですからね。


013: ハニーブッシュ(野草茶) /南アフリカ
014: ローズヒップ&ハイビスカス
015: 茜しるこ
016: 甘熟にんじん搾り
017: スッキリ飲みやすい春ウコン茶
018: 春ウコン茶


お茶系はよほど野草や花にエグミがない限りライトな分野。
でも、原種ウコン茶や明日葉茶、メグスリノキのお茶など、
S級とはいかないまでも破壊力のある強敵がたまにいるのが怖いところ。
春ウコンはサッパリと飲みやすいお茶が多いのですが、
この2本には両方とも「ゴーヤー」が入っているのがどう化けるか。

ローズヒップ&ハイビスカスは、ハーブティでは人気の組み合わせ。
でも、、、あの強烈な酸っぱさがペットボトルになるとどうなるか。

しるこ。
味は想像がつくし決して不味いわけではないハズですが、
大会も後半で固形物に当たるとそれだけでキツイので。
確信犯。

人参搾り。
普通の人参飲料は良く出回っているのですが、
この汁物は
98パーセントがすりおろしそのまんまの半固体。(え?)


・019: ブルーベリーアイズ
・020: ぽかぽか蜂蜜しょうがドリンク
・021: 坂本のくろずと生姜
・022: ビタミンCドリンク
・023: 引き締めジンジャー
・024: 丸福珈琲店アイスコーヒー


 ブルーベリーは息抜き用。たぶん美味しい。
 ディスカウント品だったので、
 ひょっとしたら「薄くておいしくない」可能性も。

 今回は生姜ドリンクが多く目についています。
 時期柄というわけでもないようなので、
 密かに流行の兆し、、、、んなわけないか、、、。

 生姜飲料の一つは酢飲料でもある。
 酢飲料はゲテ汁第一回あたりにタマノイ酢あたりが先鞭を付けていたモノが、
 いつのまになら市場に認知されてきました。
 (黒酢・米酢・もろみ酢あたりはもうメジャー飲料と言っても良い)
 ということで、
 普通の酢飲料(りんごなどと混ぜているモノ)はスルーしていますが、
 生姜と黒酢というのはなかなかパンチが効いていそうだったのでチョイス。 鹿児島産。
 酢飲料では梅酢や柿酢が割と危険物が多いので、
 そのあたりを探索する予定。
 (特に伊香保で飲んだ柿酢は渋いの一言だったので、、、)

 ビタミンCドリンクは、完全にネタでしょう。
 味の方は推して知るべし。息抜きの一本かな。

 丸福のアイスコーヒーは、むしろ「おいしい」はず。
 あまりにも贅沢な香りのする素敵飲料なので、
 これを引いた人は「アタリ」でしょうね。
 ええ、ゲテ汁は玉石混淆だからこそ楽しいのです。


・025: 緑でサラナ
・026: いつもの黒豆エキスゴールド
・027: 観音温泉のむ温泉
・028: 経口補水液OS-1


 特定保健用食品(トクホ)には、結構味のキツイものが多いですよね。
 でも、例えばヘルシアとか黒烏龍なんかは、
 一般にもマズイと認知されていますので、基本的に新味だろうがスルー。
 そんななか、今回特保での初エントリーは「緑のサラナ」。
 過去のゲテ汁の中で断トツに「気持ち悪い」と言わしめた
 「飲むレタス」とパッケージが酷似。
 反射的に仰け反ったあの味が強烈に記憶に甦ったために購入。
 いや、青汁とは書いてあるけれども
 果汁が入っているのでヤバイことにはならないはず、
 でも特保だし、、、
 ちなみに青汁は最近おいしくなってきている上、
 キューサイやファンケルなどの原点(野菜汁以外の添加物無し)も
 味が一般に知れているので今回はスルー。
 
 黒豆エキス。
 小豆茶や黒豆茶などは、いわゆる煮汁の味なので、
 慣れるとそれほどエグくもないのでスルー、、、、と、思ったら。
 題字に大きく「エキス」の文字。
 おそるおそる側面を見ると
 「黒豆の煮汁を濃縮したものです」「砂糖不使用」との説明。
 濃縮、、、
 これは期待できる。

 飲む温泉。
 硫黄系飲泉を期待しましたが、
 さすがにそれだとPETは無理だよね。
 普通の無味の鉱泉水でしょう。
 でも、ゲテ汁要件「インパクトのある名前」から、エントリー決定。

 経口補水液(大塚製薬)。
 ん?濃いポカリスエットか?と思ったが、そうでもないらしい。
 脱水症状などで水分が必要なとき、
 医師や看護師の食事療法の指示があった場合にのみ飲め、とある。
 でも、製品の区分表示は「清涼飲料水」。
 第一種〜三種の医薬品でないばかりか、医薬部外品ですらない。
 更に言えば特保でも特定機能性食品ですらない。
 ドリンクと考えて差し支え有りません。飲みましょう。
 化学成分系では今回の白眉か?
 某チェーンの薬局では
「飲む点滴」という触れ込みで販売されていました。


・029: OGO OXGEN WATER
・030: n.e.o ジンジャーエール
・031: firefly de-tox
・032: firefly recharge
・033: キウイフルーツ
・034: Arizona Green Tea


ここ最近、自然食品店のミネラルウォーターのコーナーで
気になっていた酸素水。
普通の水よりウントコサと酸素が溶け込んでいるというのがウリ。
スポーツ選手なんかの「酸素カプセル」の効能は聞く話だが、
水に溶け込んでいる程度でどれほど効果があるものやらと。
まぁ、昔は日本でも天然に炭酸が溶けている水(例えば岐阜県養老渓谷)が、
万病に効くとか言われていたわけだけど。さて、これは。
どれにしようかと迷った(こういうのは1つで十分です)ので、
容器が一番好きなカタチだったのを選んできました。オランダ産。

neoのジンジャーエールは、サイダーで有名な友枡飲料製。
ちょっと前にホームページを読んで気になってました。
小さい壜だけど、やっぱり沈殿物があるのがミソ。
ウィルキンソンを越えられるか?

fireflyはイギリスのブランド。
両方とも果汁飲料(20数パーセント台)なのだけれど、
原材料にやたらハーブが混ざっているので怪しんでみました。
セイヨウタンポポの根とか、ゴボウとかイラクサの葉、
タイムの葉、コーラの種、、、
ハーブの味は成分表の重量比じゃ想像できないし。
アフタヌーンティの国、でも、、、

キウイは、駅やデパートのジューススタンド、
スムージーなどではもうお馴染みの味。
流石に缶やPETではまだまだ目撃例が少ない。
東北地方には「さるなしドリンク」という
ミニキウイみたいなジュースがあるので、いけると思うんだけどね。
色もそれほどグロくないし、たぶん美味しいと思います。

Arizonaのお茶は何種類か有りましたが、
あまり味を想像したくなかった緑茶がエントリー。
緑茶に朝鮮人参と蜂蜜が入っているそうです。
中国で販売されているKIRIN「生茶」などのPETのお茶には
日本では普通の「無糖」の他に「加糖」があるし、
茶葉でもマリアージュフルールの緑茶などには
アールグレイばりに様々な香料が添付されていたりするので、
まぁ、西洋東洋を問わず添加フレーバーグリーンティはメジャーなのだと思いますが、、、
やっぱり違和感があるよね、ということで。


・035: ザクロ
・036: 黒酢バー 黒酢&うめ
・037: なつめ生姜
・038: 醗酵ウコン
・039: すだちバーモント
・040: スイカサイダー
・041: ハイビスカス花茶


ザクロ。
こちらは、スムージーではなく濃縮果汁還元。
実家にものすごく酸っぱいザクロの木がありましたが、
加洲産などの輸入ザクロって甘いですよね。
こちらはイタリア・ギリシャ産のザクロ果汁ドリンク。
グレナデンシロップなんかもあるわけですから、
ジュースがあっても不思議じゃない。
でも、過去の何本かは酸っぱかった、、、
果実の性質上、濁っているのはご愛敬なのか、、、

黒酢バー。
こちらは数ある酢飲料のなかでもネーミングのインパクトから。
どうやら新橋駅の烏森口にある黒酢スタンドの名前らしいですが、、、
青汁スタンドなども昔は流行りました、今はどうなんでしょうねぇ。
ドリンクとしては何種類か有りましたが、
同じ酸っぱい系の梅果汁と合わせていたので、
酸っぱいのを堪能しようかと購入。

なつめ生姜。
また出たな生姜ドリンク。やっぱり流行っているのだろうか、、、
こちらは添加物、砂糖を不使用のかわりに、
生姜汁にナツメヤシ(デーツ)の果汁とライムが入ってます。
成分表の重量比ではナツメヤシ>生姜汁>ライム。
椰子汁?(韓国の天然椰子汁はココナッツドリンクです)
未知数。

醗酵ウコン。
苦みが信条のウコン液ですが、重量表示での先頭はブドウ糖果糖液糖。
うん、たぶん軽いでしょう。

すだちバーモント。
ラッピングの阿波踊りが妙にローカルな印象。
酸っぱくても美味しいのが香酸柑橘の強み、
強烈な酸っぱさの後の清涼感は癖になるモノが多いです。
(高知県産の「ごっくん馬路村」とか)
ただ気になるのは、
「バーモント」が林檎果汁ではなくて「リンゴ酢」なこと。
さらに渋みが強い銀杏の葉エキス(既飲の過去汁では「銀杏長寿」「銀杏仙人」などに配合)を加え、
更に酸っぱいクエン酸が入っている、、、
なんとなく「やってしまった」のでは?と思ってます。

スイカサイダー。
こちらも友枡飲料、そして無色透明の無果汁。
ファンタ系の後味だと嬉しいのですが、、、
炭酸系が後半に当たると、
胃の中の成分が逆流する感覚を味わうことになるので、
そういう意味で結構キツイ飲み物かもしれませんな。

ハイビスカス花茶。
ローズヒップに続き、ハーブティでお馴染みのハイビスカスティーも参戦。
沖縄でハイビスカスを「赤花(アカバナー)」と呼ぶそうで、
だったら赤花茶の方が地方色があって良いんでないの?
と思うのは素人考えだからでしょうか。
おいしそうです。


・042: 舞華の1兆個の乳酸菌
・043: バナナ
・044: かぶ飲みすいかウォーター
・045: こらぼする乳酸菌ケフィア
・046: NESCAU
・047: Wゼロカクテル ジントニックテイスト
・048: トマトと香味野菜スープ仕立て


一兆。と、言われましても。
あまりにも小さい菌なんで、もやしもん読んでてもピンと来ません。
軽くぐぐったところ、数ではけっこうな物らしいです。
「名前」+「個数」のインパクトでエントリー。

バナナ。
よく見かけるようでなかなかない「バナナの果汁飲料」。
バナナはミルクと混ぜるのが基本なのは、
それだけでは味が強すぎるし粘性とか色とか、
商品化にあたって難しい部分が山のようにあるから。
それにあえて挑戦しているのはデルモンテ。
そして果汁含有量は26パーセントと、見事に中途半端。
薄いにしても濃いにしても茨の道だろう、、、
液糖と香料が入っているのもなんと言ったらよいのか。
地味な強敵ではないかと。

すいか。
今回はスイカ三本目。
がぶ飲みだけに、やばかった時にこの量はキツイ。

ケフィア。
一昔前に流行った「ようぐるとキノコ」。
伊藤園は大手で唯一、ずーっとケフィアで商品開発してます。
なので味としてはむしろ期待できるかと。
実は恩田も実家でケフィアを育てていましたが、
そのあまりのグロさに、軽くトラウマになっているためのエントリー。
鶏皮の脂身が牛乳内で増殖する感じです、、、、ああ、、、

ネスカウ。
、、、MOSKAU?(by:GENGHIS KHAN) いやいやいや。
ネスレでココア飲料といえば「ミロ」じゃないのかな?
そういえば最近ミロみない。

なんちゃってカクテル風味飲料。
2回大会の頃、ノンアルコール飲料をやたら飲んだ記憶があります。
(この頃は0.数パーセントはアルコールが入っていた)
HOLSTEN や ROOT BEER、とか、結局は海外ものが多かった。
あれから十年、日本でもノンアルコールビールが本格的に定着の兆し。
でも、
カクテルまでノンアルコールにしなくても、ジュースでいいんじゃ、、、
と、突っ込みがあるのか無いのか。
とりあえず出っ端なので飲んでみましょう。
ちなみに原材料、砂糖以外は食物繊維香料と甘味料。
ライムのラの字も無し。

スープ仕立て。
、、、スープでもないのか、、、


・049: 王老吉
・050: 酸梅湯
・051: 楊桃汁
・052: 杏仁露
・053: 木瓜牛乳


このグループは中国(および台湾)のドリンク。
王老吉はハーブティのようです。
仙草・破布草・菊花・スイカズラ・夏枯草・甘草、、、
仙草ってあんまり良い想い出がない

過去汁の酸梅湯(さんめいたん)は爽やかだった、、、と、、、、
どこかほのかに苦みがあった、、、か、、、、と、、、、
メーカーが別っぽいため、別種扱いでエントリー。

楊桃汁はスターフルーツ。
南国系のフルーツのねっとりとした甘みはかなりエグイ。
たぶん、現地で気候に合わせて作ってあるはずなので、
まぁ、日本で飲んで烙印を押すのもお門違いなんだけど。
過去汁当時は缶でした。
なんかPETの中身はサラサラしてます、、、が、、、

杏仁露は、この5本の中で一番ラベルがまとも。
美味しそう。
しかし、本当に杏仁の種を使っているとは思えないし(高価だし)
缶にアーモンドって書いてあるトコロを見ると、
やっぱり代用品のアーモンドオイル使用品なんだろうなと。
その甘さが命取りにならないといいけど。

木瓜はパパイヤ。
マンゴーミルクは日本でもメジャーになりましたが、
パパイヤは更に独特な味なので、、、
合うのか?


・054: タマリンド
・055: スポンサー
・056: シュガーレスティー
・057: ジャスミンティー


このグループはタイ王国産です。
タマリンド、、、il||li _| ̄|○ il||li
当会が結成される遙か以前より、
後輩への嫌がらせとして長年飲ませていた懐かしいゲテ汁。
しかし、当時は缶だったがこれは瓶入り、、、ビジュアル的に更にエグイ。
タマリンドは豆科の果物(?)で、
甘いというか酸っぱいというか、
「これって(鮮度的に)大丈夫なの?」という味がした、、、ハズ。
衝動的に吐いた奴もいた、、、
南方系果実の中でも1,2を争う危険物。

スポンサー。
まずその「色」が危ない。
水と砂糖とビタミンしか入って居なさそうな雰囲気です。
でも、瓶に商品名が印刻されているぐらい気合いが入っています。

お茶系2種は、
まぁ、アジアだし、茶だし。微妙ながらも飲めるでしょう。


・058: オリジナルアロエ
・059: 美女はザクロがお好き
・060: モーニングライス
・061: 15穀
・062: コンディション


ここから2枚分は韓国産。
アロエは缶もありましたが、見た目の問題で瓶入りを購入。
アロエベラの葉肉も入ってます。メーカーはロッテ。

美女は、、、
美女?←そこじゃない
でも、実を言うとネーミングでエントリーです(コラ)
ザクロは美味しいでしょう。今回エントリーが多いですね。

モーニングライス。
きました、穀物系。
沖縄産「ミキ(飲む極上ライス)」とちがってサラサラしているのは、
米本体が入っているわけではなく、米抽出物飲料のため。
カテゴライズすると「米乳系」(過去汁:こめちち など)です。
ただ、、、成分のなかに「炒めた餅米ペースト」とあるのが、、、
甘い米汁、、、甘酒風味汁?

15穀物。
厄介な甘ったるい穀物系げ続きます。
しかも15穀物の混合飲料、、、お茶ならまだしも、
ミルク系穀物汁の喉にからみつく甘さはかなりキツイ。
風邪引いたときなんかは効きそうですけど。
体には良くても吐き気を催すのがこの系統の特徴。
でも、瓶を振ったらサラサラ系なので、それほど辛くはないかも。

コンディション。
穀物、漢方たっぷりの健康ドリンク。
韓国食材店では「お酒の後に」と書いてありました。
緑色の瓶に入っていますが、中身は濁っています。
藤沢薬品がUCC上島珈琲の自販機に委託していた
「気分転館V(瓶飲料)」を思い出します。
バッドコンディション、バッドステータスにならなきゃいいですが。


・063: 蜜紅参
・064: とうもろこしのヒゲ茶
・065: 松の芽
・066: みどり梅


蜂蜜&紅参。
渋みの利いた蜂蜜飲料、、、かな?
林檎が入っているのでそれほどひどくはならないでしょう。
蜂蜜も紅参も喉にイガイガする後味がどう出るか、、、です。

ヒゲ。
ボッティチェリが怒っています。(たぶん)
トウモロコシ本体ではなくヒゲのお茶です。
韓国料理屋で飲んだときは、
サッパリして美味しかったような記憶があります。
ペットボトルの味はわかりません。
ロッテ製。

松の芽
松葉は何本か飲みましたが、
樹液系、もしくは植物エキス系の特徴で、
なんとなく
「おじいちゃんの匂い(加齢臭)」を
舌で感じるタイプだったと記憶しています。
そして、舌が痺れるぐらい渋かったりするのものあるので、
油断は出来ません。

みどり梅。
青梅じゃなくて?
青梅でしょう。無問題。


・067: ノ・ミカタ
・068: 長命草
・069: ミルクのようにやさしいダイズ
・070: やさいしぼり かぼちゃプリン
・071: やさいしぼり トマトの蜜ジュレ


ノミカタ。
翌日対策としてなじみのある食材である「しじみ」に多く含まれるアラニンを、、、
→素直に「シジミエキス21S(過去汁/殿堂入り)」を飲みます。
梅味だそうで。ちょっとシジミ味を期待したんだけどね(笑)

長命草。
長命草(ボタンボウフウ)の葉っぱの粉末が原料に入ってます。
大部分(50パーセント)は果汁なので、
まぁ余程の草汁で無い限り飲みやすいのではないかと思われます。
販売元が資生堂ってところがそこはかとなく危険な香り、、、

ダイズ。
よくよく見るとスゴイダイズの姉妹品みたいですね。
個人的に、豆乳界に革命をもたらした「スゴイダイズ」の登場は衝撃的でした。
あの濃さ、その後味、
そのまま豆腐食べた方が良いんじゃないかという豆腐豆腐した豆乳。
でも、これにはトマトエキスと海藻エキスが入ってます、、、
何かが、、、何かがおかしい、、、

やさいしぼり。
絞るのまでは許す。
なぜ固めようとする、、、


・072: キュリオスティーコーラ
・073: ガラナアンタルチカ
・074: Aliat Rose water
・075: Aliat Mint water

海外産コーナー。

キュリオスティはイギリスのコーラ。
クラシックなコーラらしいですが、ジンジャー入り。
たぶんおいしい。

アンタルチカ。
まぁ普通のガラナサイダーでしょう。
サッカーブラジル代表のサポート飲料だとか。

Aliatは、、、
トルコ料理屋の店員曰く。
「飲めますが、、、香料をミネラルウォーターで割ってますので、
 ハッキリ言って苦いです。
 普通はローズティにするために数滴入れたり、
 化粧水としてお肌に吹き付けたり、、、(ミントも)」とのこと。
その場で手に吹き付けてくれましたが、
その後、あんみつを食べに行ったときに
バラ味のあんみつ食ってる感じでした、、、
、、、飲むの?ホントニ?
※食料品として輸入されていますからフレーバー付き飲料水です※


・076: チェルシー ヨーグルトスカッチ
・077: らくらくサポート
・078: 酢ッキ青みかん
・079: プラムハニップ
・080: 鳥取の二十世紀梨
・081: 透白美人


チェルシー。
ヨーグルトドリンクでしょう。
バタースカッチばかり色物にするのも可哀想だったので。

サポート。
おじさんは最近膝の調子がデスね、、、。
味? さぁ、、、

酢ッキ。
キライ、、、?
青ミカンって美味しくてスキです。
酸っぱいけどそこがまた。
愛媛産。

ハニップ。
なんというか、昭和レトロなデザインです。
正統派なゲテっぽい雰囲気。
梅シロップ使用とのことなので、濃縮青梅って感じでしょうか。
名称からするとプラムと蜂蜜を想像しますが。
和歌山産。

二十世紀。
最近は梨香料も進化しましたが、
なにせ前世紀の名前がついてますから(ちがう?)。
鳥取産。

美人。
秋田に対抗する富山も色白美人のお国柄。
鳩麦エキス使用。
エキス使用、、、エキス、、、
なぜエキスにする、、、(T_T)
富山産。


・082: オリーブサイダー ビール風味
・083: オリーブサイダー ワイン風味
・084: オリーブサイダー
・085: 醤油サイダー
・086: ドリアンサイダー
・087: 熊野しそサイダー
・088: かわっ照


オリーブサイダー。
小豆島産。迷走に迷走に重ねたラインナップで三重苦か?
まさか油っぽい味とかしないよね、、、(果汁1パーセント)
香川産。

醤油サイダー。
調味料味、、、il||li _| ̄|○ il||li
まぁ、かすかに香る程度なんだろうけど。
もうその発想がゲテ。
香川産。

しそサイダー。
ビネガー使用じゃないだけマシか。
サッパリしておいしいのでは?
和歌山産。

ドリアン。
これも友枡飲料。
でもって、無果汁。
本気でドリアンが入っていると思ったけど、
さすがにそれはないようで。
とすると、臭いや風味が不味くてもそれは単なる香料か。
、、、つまんないなぁ。(オイ)
福岡産。


かわってる。
そのネーミングからしてアウト。
たしか旧名は「じゃばらドリンク」。
柑橘系の地元変種の実生だった、、はず。
皮ごと使用らしいけど、それだったらもっと濁っていても良いはず。
(実際皮が沈んでいる柑橘ドリンクは山ほどある)
名前ほどに変ではないので名前負け。(厳しいか?)
昔飲んだときは「おいしい」と感じたなぁ。
昔の話になりますが、僕は和歌山と福島のアンテナショップで販売員の経験があります、、、
これは和歌山産。


・089: アドベリービネガー
・090: お茶ラムネ
・091: わさびラムネ
・092: しずおかコーラ
・093: サボテンあら絞りミックス


ビネガー。
「酢」と言われるより、
ビネガーと言われると更にゲテ汁感がUP(経験上)。
と、思ったのだが、
それは果実からきちんと酢を作っている場合(果実酢)が主。
ワインビネガーやバルサミコ酢だとしっくりくるんだけど、
これは醸造酢(しかしこの醸造酢は日本酒から造っているそうで)に
果汁を混ぜただけ、、、
これではやっぱり「酢飲料」だよね。
また、果汁はアドベリーとボイズンベリー。
最初に成分を読んだときは"ポイズン"ベリーと勘違いしました。
「毒物苺っ!」
滋賀産。

お茶ラムネ。わさびラムネ。しずおかコーラ。
イロモノラムネでお馴染みの木村飲料製。
イロモノ飲料は西の友枡・東の木村だからねぇ。
(あ、大阪のハタ鉱泉を忘れてたっ!)
最初はエントリーから外していましたが、
若酔より「他の人に説明しやすい(一般的な)ゲテ汁が欲しい」ということで、
追加エントリー。
しずおかコーラはお茶で濁ってます。
コーラはたしか真面目に作っているので美味しいと聴きましたが、、、
静岡産。

サボテン。
サボテンとは言っても、ウチワサボテンの実(カクタスペアー)でしょう。
メキシコなんかでは市場で普通に果物として売られているほどメジャー。
少し青臭いかもしれないので、樹液系としてエントリー。
果汁50パーセントで粗絞り、、、ということで沈殿物あり。おうふ。
発売元が伊豆シャボテン公園、
ここは確かレストランでサボテン料理が食べられたはずなので、
それなりに飲める味に仕上がっているはず。
逆に期待できたりして。
静岡産。


・094: マリンプラセンタ
・095: 夏みかんwoギュ〜ッ
・096: 粒入り温州ミカン
・097: アスペルジュ
・098: 白樺の雫
・099: ストレートあま酒
・100: ウルトラマンこどもびいる


マリンプラセンタ。
ゲテ汁の定義としては100ml未満はペケなのですが、
プラセンタ(胎盤)関係なので突っ込みました。
しかも、マリンってなに?ほ乳類いたっけ?鯨?
なんて思っていたら、鮭卵巣膜抽出物、とな。
プラセンタ???
北海道産。

夏みかん&温州ミカン。
おいでませ山口県よりエントリー。
いや、おいしそうです。
パッケージのレトロ具合で入れたのですが、、、
ここまで来ると数が増えるだけで地獄。

アスペルジュ。
ホワイトアスパラガスエキス。って何?
見た目の凡庸さが逆に怖い。しかも復刻版て。
注意書きにある
「アスパラガスや果汁が沈殿することがありますが品質には問題ありません」
アスパラガスが沈殿してる”ジュース”に問題がないとでも、、、
リンゴの果汁でどこまで救われるか、、、

白樺の雫。
同じ道産の「森の雫」のパクリ?
両方共に白樺の樹液100パーセントですが、
ラベル以外、瓶の形状から内容量、
成分組成や注意書きまですべて同じです。
やっぱり少し苦みのあるミネラルウォーター味なのかな?
実を言うと「樹液系」が少なかったので、
森の雫を先に用意してあったりします(コラ)。
せっかくだから飲み比べてみましょうか。

ストレートあま酒。
アルコール分ゼロ、純米、無加糖。
原材料は米こうじとビタミンC(酸化防止で添加)だけ。
米を醸した自然な甘さ(ブドウ糖に変化)だそうで。
甘酒飲料としては森永の赤缶が有名ですが、
あれは確実に加糖ですよね。
市販段階で温めることを考慮に入れない、冷蔵専用PETです。
甘酒って普通は温かく飲むものでは、、、
そういう場合は鍋に開けてヤレと書いてあります、、、
ってことは普通はそのままゴクゴク行けと。
おいしかったら温蔵対応のオレンジキャップPET化を望みます。
キオスクで普通に売れるんじゃないの?
福島県産。

こどもびいる。
「こどものみもの__あわだち飲料__」のキャラ版ではないかな?
ビール版のシャンメリーか。
東京駅八重洲口には各TV局のショップをはじめ、
かなりの数のキャラクターショップ(「週間ジャンプ」グッズの店とか)が
ありました。
鳥取のアンテナショップでもゲゲゲのキャラものジュース
(有名な「ネズミ男汁」など)がありました。
でも、中身は大概「キャラモノ」である必要性が感じられない普通のジュース。
ネズミ男汁というぐらいなら
苦みと臭みのある原酒ウコン茶にドリアンを入れるとか、
ルフィというぐらいならゴム味のサイダーでも作ってくれと(コラコラ)。
ということで、
パッケージが珍しい「だけ」では、ゲテでは取り上げられません。m(_ _)m
(でもまぁ、なかにはそういうのもありますけどね)


・101: くま笹乃露
・102: よもぎげんまい
・103: べにいもげんまい
・104: さとうきび一番搾り
・105: ハブアタック
・106: 飲むサラたまちゃん
・107: アグリセレクション庄内果実紀行 柿


熊笹。
普通はお茶にするモノなんですが、
こちらはどうやら「抽出物」を使っているようで。
まぁ、お茶も抽出と言えば抽出なんだけど、
あえて「抽出」と書くトコロを見るとそれなりの方法なのでしょう。
そして、抽出先も硬度の高い天然水だということで、、、
なにかと効能書きも奮ってます。
曰く「体の中から体臭に効く」、、、
職業臭にも効くらしいですが、
終業直後の油臭さもこれで一発解消、、、だったら嬉しいけど。
純粋に美味しそうな色をしてます。たぶんおいしいでしょう。
(大分産)

げんまいシリーズ。
「飲む極上ライス」というキャッチフレーズで有名な「ミキ」と同系統。
おかゆに片栗粉を入れて甘く味付けした善哉と呼べばよいのか、、、
冷やして飲むと殊更、喉に絡みつく甘さがイカしています。
今回は新味にも挑戦、ということで「ヨモギ」と「紅芋」をチョイス。
ドロリ(/_;)

一番搾り。
さ、、、、砂糖水では、、、?
青臭いんだろうか、、、
パウチに「沖縄黒糖」とあるのは会社の名前です。
原料は100パーセント、「ウージー(さとうきび)」。
まぁ、パウチにもジュースって書いてあるので、
ジュースと言うことで。
ちなみに名称は「さとうきび汁飲料」、、、この表記も怖い。

ハブアタック。
これも、マリンプラセンタと同じくゲテ汁規格外品。
まぁ、「こういう発想は大好きです」、ということで。
効きそう?

サラたまちゃん。
「サラたまちゃん」は玉葱の品種名だそうです。
過去に2本、玉葱エキスと玉葱ドリンクを飲みましたが、
ビタミン飲料に加工しないで、
直球で野菜ジュースにされたのは初めて見ました。
玉葱がメイン(20パーセント)の野菜ジュースって言うのも、
かなりの冒険だと思います。
でもまぁ、果汁が50パーセント入っていれば飲む分に問題は、、、、
“無い”とは言い切れないよねぇ。
(熊本産)

柿。
来ました。
大手メーカーを始め、どこも製品にしたがらない柿ジュース。
しかも90パーセント配合です。
ここまでくると予測不能。
(山形産)


・108: デコポンストレート
・109: グァバ
・110: ばんぺいゆ100%ジュース
・111: おっぺしゃん
・112: ぶるーべりーじゅーす
・113: スーパーごっくん馬路村


このカテゴリは、地場産品のなかでも比較的美味しいと思われるモノです。
凸椪や晩白柚、河内晩柑など、
地場産の果物をふんだんに使ったジュースです。
このカテゴリは、
増えすぎたゲテ汁の在庫調整の意味で、
本大会の時間が押した場合には未消化の予定です。
(消化できる場合に会計に計上)

デコポン。
形は変だが美味しい、ということで、最初は選果の時にはねられた品種。
品種名は「不知火」
凸(デコ)っとした椪柑(ぽんかん)だから、凸椪(デコポン)。
ちなみに「デコポン」は商品名なので、
同じ品種でも他の産地では使えない。
キヨポンとかヒメポンとか、「●●ポン」と聞いたら、ほぼ同品種です。
うまいっす。

グァバ。
酸っぱいけど癖になる味。
昔「チュピ」というあめ玉で、グァバ味がありました。
知ってる人居るかなぁ。おいしくて好きでした。
実を言うと大久保の多国籍買い出しの際、
タイの店でグァバジュースを仕入れています。
飲み比べ、、、でしょうね(^^)
おいしそうなピンク色は高知県産です。

ばんぺいゆ。
晩白柚。Dr.コパが飛んできそうな黄色い柑橘のアレ。
世界最大の柑橘類だそうですよ。
文旦の一種ですから
夏みかんとグレープフルーツの中間の味を想像して貰えると解りやすいかも。
というわけで、サッパリして美味しいと思います。

おっぺしゃん。
「おっぺしゃん」とは、
熊本弁で「べっぴんではないが気だての良い人気者」だそうです。
見てくれは悪いが美味しい、ということなのだろう。
こういうネーミングは地場産に良く合う、、、と思うのは自分だけか。
河内晩柑は、なかなか市場で見ないよねぇ。
あっさりさっぱり、これもおいしそうです。
、、いや
、、、いくら柑橘が好きだからってそれだけで選んでいるわけでは、、、


ぶるーべりー。
この瓶の形状とラベル表記がなんだか無性にイラッとくる(笑)
中身がそうだというわけじゃあありませんが。
なんだかんだ言って、
100%ブルーベリー果汁っていうドリンクも少ないんですよね。
(山形産)

馬路村。
地場産ドリンクとして一世を風靡した馬路村。
オリジナルは初回か2回大会で飲んでいますが、
そのパワーアップ版のようです。
(通常版とどう違うか飲んでみましょう)


・114: しおサイダー
・115: ピンクドラゴン
・116: 龍馬ひやしあめ
・117: みそ汁
・118: リープル


しおサイダー。
恩田は2010年のペルセ企画で奥能登を訪れた際、禄剛崎灯台で飲んでます。
塩飴のような甘しょっぱさでした。
クリアタイプの地サイダーの中で、
香料以外に調味料を入れているのが珍しいのでエントリー。

ドラゴンフルーツ。
サボテン科だったとは知りませんでした。
地元の祭りの時、果物屋の店先で食べたなぁ。
いかにも南国系フルーツの味でした。
ジュースになるとどうなるんだろう。

ひやしあめ。
龍馬伝のおかげで高知のアンテナショップは龍馬一色でした。
そのなかで、一番マイナーなドリンクに龍馬を冠している
その度胸が気に入ってエントリー。
まぁ、ひやしあめ自体が駄菓子屋ドリンクと言われるわけですから、、、

みそしる。
、、、数年おきに大手が出す味噌汁缶。
そもそも味噌は長時間保温すると風味が落ちるんだって、、、
ということで、たぶん出し汁が濃くて味噌が薄いタイプではないか。
具は?ナメコ?ワカメ?ネギ?
ほんとに全部入ってるのかな?
大会時は湯煎で提供、、、できるかな?

リープル。
乳酸菌飲料ですが、10/29が賞味期限なので、
お先に失礼して飲んじゃいます。
地元系乳酸菌飲料ってなかなか面白い味のモノがあります。
これはどんな味かなぁ。(^^)


・119: かえでのラムネ
・120: くりほうじ茶
・121: バタバタ茶
・122: ヨーグルッペ
・123: 大麦黒酢と久慈の山ぶどう


かえで。
もみじおろし、、、うそうそ。(それじゃあ大根唐辛子ラムネ)
葉っぱのエキスではなくて、
カエデ茶を加えたラムネのようです。
苦みがあるのか渋みがあるのか。
(埼玉産)

くりほうじ茶。
栗そのものが入っているわけではないので、
ふんわりと甘く香る栗と、柔らかなほうじ茶の組み合わせでしょう。
確かに、パッケージのほのぼのとした雰囲気と合って、
きっとおいしいんだろうなぁ、と、思っています。
(福井産)

バタバタ茶。
本来は茶筅で泡立てて飲む、それなりに本格的なお茶。
それがペットボトルで泡立てられるというのは、
なかなか面白い工夫だと思う。
お茶は黒豆ベースのだというので、香ばしく少し苦みがある感じだろうか。
泡立てることでまろやかに味が化けるはずなので、
そのあたりの味の変化も楽しめるのかな?
泡立てて飲むお茶といえば沖縄の「ぶくぶく茶」も有名だし、
昔は格式に拘らず、様々な茶事があったんだなぁと。
泡立ちはぶくぶく茶には敵わないみたいだけれど、
その泡立てることを楽しんでみたい。
(新潟県)

っぺ。
完全にネーミングだけでエントリーの乳酸菌飲料。
ネームとデザインの乖離がすごい、、、
赤丸ほっぺのハイジが似合いそうなんだけどなぁ。(コラ)
乳酸菌では九州大手の南日本酪農(「愛のスコール」など)製。
たぶん美味しい。
(宮崎産)

黒酢&山ぶどう
岩手県産は地学部(ゲテ汁友の会発祥の地)の合宿地なので、
新商品が出ても割と早い時期に飲んでしまっていたり。
岩手黒豆(ブラックビーンズ)とか、一部にヤバイのもありますが、
岩手産は小粒が多いです。
米発酵飲料の層が今回薄めだったので、
ビアンラルク(遠野産)が
アンテナショップにあったら買おうと思っていたのだけれど、
ありませんでした。
こちらは、酸っぱい黒酢に酸っぱい果実を合わせているので、
ひょっとして?というエントリー。


・124: いちじくドリンク
・125: おいしい房総サイダーびわ風味
・126: 肝元気かい!!
・127: 貝精
・128: 桑の実
・129: ゴールド山ぶどうドリンク

無花果。
いちじくもあんまりドリンクにはならないですねぇ。
たまに、ヨーグルトに入っていたりもしますが、
そのもののジュースというのはなかなか。
そもそも果実の味が薄いですからね。
ってことで、甘み先行の印象です。
(福井産)

びわサイダー。
こちらは元職場の先輩(美樹様)からの差し入れです。
地サイダーを目指しているように見えるけれど、
肝心のびわ果汁が入っていないというお粗末加減。
そして臆面もなく「おいしい」と入った商品名は、
我々(消費者ではなくゲテ汁友の会)への挑戦と受け取りました。
さて、これは生産元の千葉県民に飲んでもらいましょうか(笑)
(千葉産)

シジミエキス2種(肝元気かい/貝精)
デジャヴを感じる瓶デザインと
キャップに印刷された「シジミエキス」の文字。
どっちが先かは調査中ですが、
ヤマトシジミエキスを使用しているのも同じなので、
青森の「シジミエキス」&「シジミエキス21S」と中身は同じ?
ドリンクタイプと栄養剤タイプの2種類に別れているのは、
ヤマトシジミエキズの配合割合に因る、、、と仮定すると、
まさしく「シジミエキス」と「シジミエキス21S」の関係と同じ。
テイスティングをすれば真相がわかるでしょう。
宍道湖のシジミは全国的に有名。
ということで、島根県産です。

桑の実。
食果ではあるけれど、
そのものが果物して流通に乗るわけでもない桑の実。
ベリー類(木成りの小さい果実の総称)は、傷みやすい性質上、
余程の値がつかない限りは流通に乗らず、地元で消費される。
特に桑の実は食味が特別に優れているわけでもない上、
養蚕の産物として全国各地、また庭木としても人気があったため、
あまり顧みられる事がなかった果実でもある。
最近ではジャム、果実ソースへの利用が増えてきているが、
ジュースとしてはまだまだ、珍しい部類。
こちらは養蚕で全国的に有名な富岡製糸工場を抱える群馬の産物。
なるほど、
確かに群馬と桑の実のイメージは結びつきやすい。
余所様の庭から失敬した桑の実の味を、
懐かしく思い出すことが出来るのかな?

ゴールド山ぶどう。
低山里山帯に自生する山ぶどう。
地場産モノの特徴としては、
こういった流通過程に乗らない野草が少量で生産されていること。
少し酸っぱくて野性味に溢れる山ぶどうのドリンク。
2回大会では通常版を飲んだけれど、
こちらはローヤルゼリー配合の豪華版です。
おいしいでしょう(^^)


・130: ドクターペッパー ダイエット(アメリカ)
・131: アロハメイド ストロベリーグァバ(アメリカ)
・132: ハンセンナチュラルソーダ・ラズベリー(アメリカ)
・133: ペプシモンブラン
・134: KIRINスイカソーダ
・135: 大関二代目米づくり


ドクター。
ダイエットじゃない方は結構好きなんですけどね。
もれなく味が悪くなるダイエット効果に期待。

色のドギツイアメリカ産2種。
いろいろな種類がありましたが、
フルーツ系の中で香料が日本人に合わなそうなモノだけチョイス。
基本的にあちら産のストロベリーが危険物なので、
ベリー系に的を絞りました。
アロハは清涼飲料(果汁10パーセント)、ハンセンは炭酸(無果汁)。

ペプシ。
これも「わかりやすいゲテ汁枠」からの推挙です。
ペプシはこういうおちゃらけをやる事で有名。
大手が大々的に話題作りだけでマーケットを占拠する悪例でもある。
どうせ好事家に一度だけ飲ませればよいのだから、
初回生産分を全国大々的にコンビニを中心に売り飛ばして終了、
はなから長期生産する気など全くないその姿勢はかえって潔いよね。
過去最悪だったのはキューカンバー(キュウリ)。
そして案の定、無果汁。

スイカソーダ。
幼少期のトラウマジュースとして名高い「WITH YOU スイカソーダ」
23年ぶりの復活は吉と出たのか?
(これはディスカウントストアで叩き売られていたモノ)
復活させるなら恩田は「飛梅」を希望します。あれは美味かった。
今年(2010年)はスイカジュースブームだったようですね。

米づくり。
JT、、、
米粉の糖化液を炭酸に仕立てています。
まぁ、微炭酸の日本酒もあるぐらいなので、
糖化させた米と炭酸なら相性は良さそうです。
そしてこれは2代目。
実は初代も飲んでいますが、あんまり印象に残っていませんね、、、
米乳飲料を甘くして炭酸に、と想像すると、
少し味が薄め(サッパリ系)かな?と思いますが。


・136: 豆乳飲料 おしるこ
・137: 豆乳飲料 マロン
・138: もう一つ上の豆乳 洋なし
・139: ENERGY-SHAKER
・140: 山ぶどう原液
・141: 糀の梅しずく
・142: 糀の柚子しぼり


豆乳系で攻めてます。
マイミクさんが「美味しい」と言っていたモンブラン味の豆乳も確保。
ペプシや栗ほうじ茶のつながりで。
ただこれ、栗の分量よりも白餡が多い、、、
さすが紀文、正月の豆きんとん風味ということか。
豆きんとんに豆乳なら合うはずだよね、確かに。
そういえば焼き芋味も焼き芋ペーストってことは芋きんとんか、、、
おしるこ味には小豆エキス。
基本的に小豆もエキスになると豆を煮た煮汁の濃縮の場合が多いので、
(粉末鰹出汁の原理と同じ)
まぁ、そういうことでしょう。
材料の調達もうまいこと考えられている気がする(邪推?)。
洋なし味はマルサン製。
一時期はTVCMも頑張っていましたが、最近はご無沙汰ですね。
(恩田がそもそもTVを見ないというのもあるが)
レギュラー商品も数多くありますが、この辺りは高級戦略でしょうか。
実際に洋なしの果汁も入っています。
フルーツ豆乳ではバナナや苺なので香料系が主流でしたが、
マルサンはこの他にも白桃などを投入している模様。
さて、どう転ぶか。

エナジー。
実を言うと、もう飲んでます。
6本のセット売りしかなくて仕方なく、、、
ビタミン剤の入ったゼリー状のサロンパスを飲まされている感じ。
まぁ、明治青果も製薬部門を持っているし(イソジンとか)、、、
なんて、まことしやかに書いてみるがもちろん無関係。
たぶん「マカ」の苦味でしょう。
ビタミンドリンク系はけっこうゲテ率高いです。

原液。
山葡萄ストレート100パーセントジュース。
なら、素直にジュースって書けばいいのに「原液」だなんて、、、
というわけで、
名前だけだと割って飲むドリンクを想像しますが、ストレートです。
販売時は半紙に包まれているというぐらい高価なモノです。
美味しいでしょうけど、、、酸っぱいのかな?(宮城産)

糀しりいず。
最初は糀飲料(甘酒と同列)だと思っていたのですが、
よくよく読むと地大豆発酵とある、、、
原料には大豆とあるので、豆乳が混ざっていると言うよりは
大豆のもろみが入っているのかなと、、、
1ヶ月ほど販売状況を調査して(生暖かく見守って)いたのですが、
柚子は回転が速かったですが梅は、、、
とはいえ、果汁と合いそうなのであまり危険臭はしないです。
果汁風味甘酒という予想。
そう言えば、ゲテが始まる前、昨年冬、
都民生協で会津の甘酒(いちご味)が売っていたのに、
うっかり買いそびれています。(天宝酒造だったかなぁ、、、)
今期はお目に掛かっていないので、
見つけ次第保護して飲んでみる予定です。
鮮やかなピンク色でしたよ、、、



<雑感(mixiより転記)>

<10月01日>
・ふと、
 自宅近辺を洗ってみて思ったのですが、
 「世にゲテ汁の種は尽きまじ」ですね。
 越谷宅を引き払う際の在庫処分にて、
 「もう、ゲテ汁という文化は終わったのかもしれない」と、書きました。
 それは商品開発に珍奇新を求めすぎて、
 大手をはじめとした各メーカーが膨大な量のゲテモノを生み出し始めたという、
 いわば逆説的な意味でした。

 味覚の個人差を考慮に入れず、
 最大公約数の味覚を根拠に「おいしい・旨い」などと臆面もなく商品名に入れるメーカーを見て、
 商品開発倫理の崩壊を感じたのも丁度その頃でした。

 近頃では
 挑戦的な試行錯誤と、
 下世話な罰ゲームを当て込んだ商品開発は似ているようで本質的に違うと、感じることも多くなってきました。
 (木村鉱泉のゲテモノラムネ群、ペプシキューカンバーなどがその悪例)

 「まずい」と解っていて飲んでいくのではなく、
 一般に知られていないだろうドリンクを、
 大量テイスティングするなかで、誰がまずいドリンク(ゲテ汁)を引き当てるか、
 そのスリルを含めて楽しむというのが本会の趣旨です。

 明け透けな言い方をするのであれば、
 「人が良かれと思って一生懸命開発した商品に
  ゲテという烙印を押せるのなら最高である」と。
 (うっわ最低〜。)

 まぁ、実際問題、
 日本ではそこまで本気でマズイと思えるドリンクはそうそうありません。
 でも、ここまで(そろそろ500種類近く?)飲んでいるとヤバイのはパッケージを見てピンと来るし、
 原材料を見て有る程度の味の予想と方向性は、解ってしまうようになりました。
 それを覆すほどのインパクトがあるゲテ汁は、
 ええ、開発元が速攻で倒産するのであっという間に消えます。
 時代の徒花ですね。

 今、過去のデータを見返しても解るように、
 一過性の成分ブーム(酢飲料に始まり、ポリフェノールやイソフラボン)や、
 地場産開発系、健康食品系ドリンクに会の軸足を乗せているのは、
 確率的にチョンボが多いから。
 (最近はJTもその同系統と目して良いかと思うが)

 そうして、
 清涼飲料水の裾野で今、何が起こっているのか、
 それなりに探っていくのがまた、面白いのです。
 大手が一度開発した香料を、数年のスパンで繰り返し商品化していることが解ったり
 (KIRIN 飛梅→酢WATERなど)
 その時々の流行、これからの予兆、それらもうっすらと、見えてきます。
 そして、それら相当量のデータを
 どこかで飲んだような、、、と、類型化、系列化、体系化していくことで、
 ゲテ汁の系譜を作ってしまおうではないかと。

 それが一般生活に全く役に立たないデータだとしても、
 (それでも飲んでみたいと思う人はごくまれにいる)
 まぁ、それをばかばかしいと誰かが笑ってくれるのなら、
 「またやろう」と。

 で。
 それでもインパクトが弱いのであれば、
 細々と集めた「地サイダー」も、このイベントで全部開けてしまうかも。

 まぁ、、、、、
 怪しい宴を催すのであれば、それぐらいは僕も覚悟しないと。

 、、、、てなわけで、
 収集の旅はまだ、始まったばかりです。


<10月04日>

休みを潰して探し回っているわけでもなく、
 日常生活の合間に覗いた店に、なぜか鎮座するゲテ汁。

 うーむ。
 昔取った杵柄か、鼻が利くのか。
 なんにせよ生活半径で覗いているだけで増える増える。

 さすがに種類に偏りが出てきたので、
 今度の休み(次は10/15)にでも
 都心部のアンテナショップや雑貨店をめぐって、
 不足分を補ってきます。

 穀物やフルーツ、化学成分、酢飲料系統は日常圏で事足りる。
 不足が多いのは
  ・地場産開発のあり得ないエキス系→アンテナショップ
   (過去例:エノキエキス/納豆ドリンク/昆布乳酸菌飲料/シジミエキス21S)
  ・外国産文字が読めない系→コリアンタウン・チャイナタウン
   (韓国・中国・中南米)
  ・外国産炭酸→旧ソニプラなどの雑貨店系
   (米国・欧州圏の色からして怪しいヤツ・無果汁)
  ・分類不能→アンテナショップ、各種宗教施設
   (過去例:白樺の樹液ウォーター/根昆布ウォーター)
  ・罰ゲーム企画モノ→主にパーティーグッズ売り場やヴィレッジ
   (木村飲料の罰ゲームラムネ類/キャラクター企画やハロウィンなど)

 ふむ。
 効率よく回るために、店のリストアップしておかないとナァ。
 ここんとこ、アンテナショップの移転閉店も多いし。

 ただ、
 いかんせんまだ開催日が先の話なので、
 紙パック系のドリンクだと
 現在の販売品では賞味期限が12月あたりで切れるのが多いんですよねぇ。
 かといって何度も回る余裕もないし、
 早めに用意しておかないと準備が間に合わない。ジレンマ(/_;) 

 自室には早くもゲテ汁庫としてのコンテナを設置しました。
 二段まではコンテナがあるので1つめが埋まったらもう一段出します。
 まぁ、要冷蔵のものは冷蔵庫に詰まっていくんだけど、、、(/_;)


<10月06日>
・エントリー本数が40本を数えました。

 こういった活動をしていると、
 「飲み物を粗末にして」と怒られることも多々あります。
 特に近頃は、動画サイトでも
 「もったいない」の一言に尽きる非道い映像も散見され、
 あちこちからモラルを問われたり、非難を浴びたりしているものも多いようです。

 当会の趣旨を「滝のように飲む」としていることも原因ではありますが、
 僕らが前述の「もったいない映像」と決定的に違う点は、
 全てをきちんとテイスティングし、
 出来ることならその全てを胃の腑に納めている点です。
 (※容量の限界からリバースしてしまうことは御勘弁いただきたい部分であります)

・今回のエントリーゲテ汁の事前予想を読んでいただいている方には解ると思いますが、
 全てその舌で味わっているからこそ、
 こうした馬鹿もまた楽しい、と。

・願わくば「それ、飲んでみたい」そう思わせることができたなら、、、
 というのは言い過ぎですが、
 それでも今回のエントリー、ゲテの烙印を押すのが勿体ないぐらい、
 なかなか魅力的な商品も数多いと思います。

 それらを「まずは飲んでやろう。」
 そう思える「ゲテ汁友の会」の会員様を、まだまだ募集中です。

 ええ。
 この時点で諭吉さんが消えているのですよ(/_;)
 もう既に、引き返せないところまで来た、と。
 興味のある方、メッセージでお知らせ下さいまし。

<10月09日>
 JR大久保駅とJR新大久保駅周辺、
 大久保通りから少し入った路地を探索すると、
 実に多国籍なお店が軒を連ねている。

 中国、韓国、インド、パキスタン、タイ、、、
 すれ違うにも鞄の用心をする、そんな街。
 店の中ではアジアの喧噪、聞こえてくる言語がそもそも日本語ではない。
 アウェイを承知で突撃し、
 冷蔵庫や段ボールの中身を片っ端からひっくり返してゲテ汁を漁る。
 さて、かの国の人々の瞳にはどう映っただろう。

 韓国は割と食文化が近いようで、
 インパクトも割りに危ないドリンクは少ない気がします。
 ゲテ汁とは全く関係ありませんが、
 新大久保のリトルコリアは韓流関係の聖地になってしまっており、
 折悪く連休初日の土曜に突撃した結果、
 おばちゃんたちの洪水に巻き込まれました。
 よく巣鴨と比較されているようですが、傍若無人さで言えば遙か斜め上。
 ものすごぉくキャピキャピ(死語)したオバチャン達に気圧され、
 なんか必要以上に疲れた買い出しでした。

 まぁ、
 大久保のメッコール自販機、中国食材、タイ食材、そして韓国食材と
 合わせて29本(しめて6.0kg以上)も鞄に突っ込んで居れば
 普通に歩いているだけでも相当疲れますが。

 なるべく行きたくない街としてインプットされました 
 il||li _| ̄|○ il||li

<10月19日>
 さて。
 とうとうエントリー100本の大台が見えて参りました。
 ここ最近の採集は自然食品系を離れ、
 とりあえず各都道府県のアンテナショップを絨毯爆撃中です。
 東京中心部に33都道府県のショップがありますが、
 半分以上は既に回ってきました。
 昼休憩(14:00-17:00)だけで練馬−有楽町・銀座の往復はキツイ。
 今日はたまたま茅場町の本社に出かける用事があったので、
 日本橋と八重洲を陥落させてきましたが、
 池袋から1路線20分圏内でないと、なかなかうまく回れませんね。

 また、
 これだけ回った中で、
 ここ最近の地場産飲料のトレンドもなんとなく掴めてきました。
 やっぱり「地サイダー」のブームは確実に来ていますね。
 ゲテではないので無果汁のサイダーは個人的に味わっていますが、
 果汁入りの炭酸飲料を「サイダー」と表記しているモノを含めると、
 相当数の地サイダーが売られています。
 池袋の百貨店のコンシェルジュがMEMO用紙に
 「ジサイダー」と書いた数年前
 (もちろんトンチンカンなフロアを調べていた)に比べ、
 ずいぶんと市民権を得、、、、てはいないけど、
 ジワジワ浸透してきています。
 少なくても売る側作る側の意識としては、ね。

 今まで、地場産のドリンクは大雑把に分けて
 ・果汁系
 ・栄養ドリンク
 ・野草茶および混ぜ茶
 ・ミネラルウォーター
 ぐらいに別れてました。(恩田主観)
 この分類は、地場産ドリンクの展開(開発)順序とほぼ符合していて、
 歴史が深いモノから順に並べてあります。
 そこに、サイダーという名の炭酸飲料が最近加わった、と。
 まぁ、そんな具合です。

 簡単に分野別の開発史をまとめてみると次のようになります。
  ・ジュース類
   基本的には出荷後や傷物などの「余り物原料」からの出発。
   最近は地場産モノの強みを生かし、
   完熟採れたてなど、原材料を吟味して作るようになった。
   また、「桃」や「ブドウ」などの一般名称を極力避け、
   地元特産の「品種名(たとえばブドウではナイヤガラ)」や、
   その産地だけで呼ばれるような地元方言のような名前(たとえば「じゃばら)」を使い、
   他地域との差別化を図るようにもなってきた。
   (逆にそれで味を想像しにくくなった面もあるが、
    観光客としてはその希少性こそが宝であるから)
   これは、青果としての果物と同様の流れで、
   品種名「不知火」を、
   品種改良の地元名「デコポン(凸椪)」を商品名にしたりする、アレです。
   その商品名が有名になれば、
   それを用いた地場産ドリンクも他と差別化できる、というわけ。
 
  ・栄養ドリンク
   「ほかにはない特産物」を過剰に意識した結果生まれる。
   特産物のエキス(海産農産なんでもアリ)などの配合し、
   果汁と混ぜた上で適当にビタミンを添加すればそれっぽい味と効能が。
   ただ、その開発過程には
   「その土地で古くから飲まれている」という視点が欠落しているので、
   故に地元民もほとんど飲まないし、知らない場合が多い。
   栄枯盛衰が激しく、消えやすいというまさにゲテの王道。
   開発費がかかる割りに人気がないので現在は下火の傾向。

  ・野草茶&混ぜ茶
   大手飲料メーカーの混ぜ茶ブームに便乗。
   とはいえ、その土地土地で古くから飲まれていた野草茶の多くは、
   地味だが地元需要はある程度見込めるため、実を言うと外れが少ない。
   余程の不味さであっても、
   そのエグミが愛好者と産む、というのがこの系統の特徴で、
   開発費も掛からないため、ものすごい勢いで増えた。
   しかし、
   大手も混ぜ茶ブーム後の迷走により新商品を余りにも市場の投入しすぎたため、
   相対的に地場産系の野草茶や混ぜ茶の希少性が低下してしまっている。
   特に没個性になりやすい混ぜ茶(十六茶系)は、
   余程ブレンドが素晴らしくても、
   大手資本(特にコカコーラボトリング)に食われる運命にあると言って良いだろう。

  ・水
   1980年代以降のおいしい水のブームによる。
   水道水の品質低下(現在は回復しているがイメージは落ちたまま)と、
   海外系からのボトリング水ブームにより徐々に増えてきた。
   日本の水は基本的に軟水なので、あまり地域性による成分違いはないのだが、
   その土地土地の自然的なイメージアップにも繋がるため、
   力を入れて開発される例も多い。
   「名水百選」や「鉱泉水」「カルスト水」「温泉水」
   さらには「海洋深層水」「酸素水」なども加わり、
   現在は何処の観光地に行っても地場産の水と緑茶は手に入る、という状態。

  ・サイダー
   ここ数年のトレンド。
   水ではありきたり、果汁も出尽くした、お茶はマンネリ、、、
   といった地方が喜ぶ炭酸飲料。
   最初は水の美味しい地方が昔から細々と作っていたサイダーやラムネ。
   名水のクリアなイメージと爽やかな甘さと発泡が、
   ノスタルジックな青春のイメージとシンクロし(褒め過ぎか)、
   昭和レトロブームに乗っかった形で流行。
   それまで地場産系では炭酸飲料の層が薄かったので、
   プレーンなサイダー以外に、
   果汁系やエキス系と結びついて多様な展開が生まれてきている。
   が、、、それは既にサイダーではないんでないかと、、、

   個人的に味が好きなのは
   ・秋田六郷「仁手古サイダー」
   ・宮城金華山「金華サイダー」
   ・長崎「BANZAI CIDER」
   この3つは割と華やかでフルーティな味がするサイダーです。

  なんか、このまま
  ゲテ汁のコラムをしばらく書き続けていけそうな気がする、、、

<10月23日> 
 さてさて、
 これにて東京区部にあるアンテナショップは軒並み制覇です。
 一部、賞味期限の関係で買い控えているショップもありますが、
 まぁ、エントリーはあと10本増えるかどうか、です。
 一応はこれにて、採集の旅は終了します。
 ほぼ毎日、昼休憩をぶっ潰して回ったからもう、、、(/_;)

 今度は國盗りの資料とルール設定に時間を取られるので、
 とりあえずはこんなトコロで手を打っておこうかと。
 常温保管品だけでコンテナ2個が満杯、、、(写真3)

 今回の収集旅で回った店舗を記しておきます。
 アンテナショップ情報は、
 ゲテ汁が無かった都道府県の店舗も基礎資料として記載しています。


 まずはアンテナショップ
 −−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−
 <北海道/東北地方>
 ・北海道フーディスト八重洲
 ・どさんこプラザ
 ・青森北彩館
 ・岩手銀河プラザ
 ・宮城ふるさとプラザ
 ・花丸っ秋田ふるさと館
 ・おいしい山形プラザ
 ・ふくしま八重洲観光交流館

 <関東>
 ・ぐんまちゃん家
 ・彩の国さいたま物産店(ナチュラルローソン新宿駅西店)
 ・東京愛らんど

 <甲信越/中部>
 ・表参道・新潟館ネスパス
 ・丸の内佐渡特選館
 ・いきいき富山館
 ・加賀能登金沢江戸本店
 ・ふくい南青山291
 ・長野東京観光情報センター
 ・おいしいさんぽ信州(ナチュラルローソン築地東劇ビル)
 ・しずおかプラザ
 ・富士の国やまなし館

 <近畿>
 ・ゆめプラザ滋賀
 ・京都館(京都市のアンテナショップ)
 ・奈良まほろば館
 ・わかやま喜集館

 <中国/四国>
 ・食のみやこ鳥取プラザ
 ・にほんばし島根館
 ・おいでませ山口館
 ・なっ!!とくしま
 ・香川愛媛せとうち旬彩館
 ・徳島香川トモニ市場
 ・まるごと高知

 <九州>
 ・ザ博多
 ・銀座熊本館
 ・坐来大分
 ・新宿みやざき館KONNE
 ・かごしま遊楽館
 ・銀座わしたショップ

 −−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−
 そのほか

 ・ピゴット(練馬区のディスカウントストア)
 ・ファミリーマート練馬桜台店
 ・アニュー桜台店
 ・こだわり市場ISP店
 ・こだわり市場西武池袋本店
 ・ザガーデン西武池袋店
 ・ザガーデン自然食品市場
 ・ドンキホーテ練馬
 ・DYDO自販機
 ・エスカマーレ江古田
 ・エース新桜台(ディスカウントストア)
 ・ハックドラッグ江古田
 ・東武池袋<正直村>
 ・東武池袋<北野エース>
 ・東武池袋<すだちの館>
 ・OMO紀伊国屋Esola池袋店
 ・西友桜台
 ・ディスカウントストアトマト
 ・陽光アジア物産新宿店(大久保の中国食品店)
 ・ソウル市場(新大久保の韓国食料店)
 ・タイ食料品店(新大久保/レシートなし)
 ・コスモフーズ自販機(メッコール/大久保駅前)
 ・ウェルシア豊玉目白通り店
 ・テスコ練馬
 ・ヴィレッジヴァンガードお茶の水
 ・トルコ/イラン/ウズベキスタン料理ザクロ(谷中)
 ・森永乳業の立ち売り(谷中)
 ・イトーヨーカ堂葛西

<11月8日>
 さて、
 増やさない増やさないといいつつまた急に増えてしまいました。(/_;)
 正式参戦も大会史上最多、7名の勇士を迎えておりますが、
 それでも1人20本という危険水域。

 というわけで、
 参戦者の裾野を広げるべく、ルール緩和を行います。

 その名も。
 「おたすけカップ〜(ドラ●モン調で)」

 ゲテ汁は一応、罰ゲームの延長なので、
 引き当てたゲテ汁を敗者が全部飲むという形式を採用しています。
 が、
 実際のトコロ、
 他の人の分でも1口、テイスティングしてみたいゲテ汁も結構あるわけです。

 というわけで、
 本戦参加者以外にもギャラリー参加を広く募り、
 飲んでみたいゲテ汁があったら、助けてもらいましょう、と。
 (参加費の徴収はありませんが、紙コップ代金を若干頂くかも)
 不味くたって、その場にいたら飲みたくなるものもあるでしょう。
 まずは、ゲテ汁大会のアホな雰囲気に呑まれてみるのも、
 面白いと思いませんか?
 ギャラリーの皆様にはオタスケスイッチを握っていてもらいまして、
 飲みたくなったらスイッチをポチッと。
 そうすると卓上のランプ(赤色回転灯)がピカーっと。




 、、、まぁ、オタスケ装置(スイッチ)は妄想としても、
 アホな大会をその目で見てみようという方には
 是非ご参会いただきたいかなと。
 まぁ、本戦の方が絶対楽しいですが(自分のみを削る分、スリルが違います)。  

 お席にはまだまだ余裕がございます。
 恩田宅にお茶(?)を飲みに来ませんか?


                                        【ゲテ汁友の会TOPへ】