★☆ゲテ汁不良在庫処分(2003/06/03)☆★
第4回ゲテ大会(2000/06/18開催)より早3年。
ファイナルと銘打っていながら、
その後細々と活動を続けてきたゲテ汁毒味シリーズ。
時には会社の休憩室をパニックに陥れ、
時には友人への悪戯土産として、
その破壊力を存分に味わって頂いた。
そんなわけで、
大会こそ開かれなかったものの、
ゲテ汁は常に恩田宅に常備されており、
押入に専用棚を設ける程溜め込まれている。
しかしここにきて問題が発生した。
「賞味期限内に消費出来ない!!」
そう、供給量に需要が追いつかなくなってきたのだ。
そして為す術もなく3年が過ぎ、
大量の賞味期限切れドリンクが不良在庫として残ってしまった。(T_T)
そして、もう一つの問題が発生。
【恩田宅の引っ越し】が持ち上がったのだ。
さすがに、新居に引っ越すときにゲテ汁まで移送するのは敗北である。
「仕方ない、処分するか。」
ということで、ゲテ汁は全て下水の中へ消えていった。
そして一部、無難そうなモノは期限切れでもテイスティングしてみました。
一応、画像と寸評を入れてみましたので、
もし気になったら読んでみて下さい。
味わわれず下水へ消えていったゲテ汁達に、合掌。(チーン)
<寸評>
・乳飲料系:ほとんど、乳成分が分離状態でしたので試飲は避けました。
さすがに賞味期限+2年はキツイですね、、、
・韓国食材系:これも、米類やスープなどの「固形物」が沈殿。
一見してヤバイと解る状態だったので廃棄しました。
・ロイヤル紅茶豆乳:紀文も大胆なことやりますよね、、青汁といい、、
でも、匂いはおいしそうでした。
・のもうよマンゴ:賞味期限は切れていましたが、おいしく頂きました。
マンゴドリンクにしては爽やかな後味。繊維質もきいてます。
・あずき茶:あずきの煮汁でしかないような、中途半端な味。
・スパークリングウォーター(オレンジ):爽やかでおいしい。
オレンジーナの系統かと思ったら、もっと水に近い味。
レモンウォーターより苦みが利いてて、渋い味。
これは常飲してもいいかなぁと。瓶も洒落てて好き。
・チーノカフェ:スパークリングエスプレッソウォーター。
砂糖入りで、冷やして飲んだらかなり美味しい。
賞味期限は切れてましたが、これは久々のHITかも。
・納豆ドリンク:九州の100円ショップで購入されたもの。(たれ氏より空輸)
普通のドリンク剤の味です。
ただ、ちょっと味が薄い気がします。
シジミエキスのように、後味が納豆かと思ったら、それもないです。
・ハッカラムネ:ハッカ臭が強烈か?と思ったらさほどではなく。
鼻に抜けるような爽やかさはナシ。逆にツマラナイかも。
・ラベンダーラムネ:これも中途半端にラベンダーな味。
もはやラムネではない。
<これからのゲテ汁>
・最近、飲料界も競争が激化してきたのか、
長期に渡って同じ飲料が売れるというわけでもなくなってきました。
爆発的HITがない今、
試行錯誤で生まれては消えるゲテ汁が激増。
友の会で全てを扱うには限界の感があります。
・特にスポーツ飲料やお茶の世界での異変が顕著。
混ぜ茶や特定効能飲料が、
大手を巻き込んで爆発的に種類を増やしています。
・その結果、新しい甘味料や成分ばかりに目がいき、
旧来の「味」にこだわった消費者が相対的に減った気がします。
ハッキリ言えば、
私の舌感覚で「ゲテ」の烙印を押されるモノばかりが溢れています。
一般的に味が濃く、
味覚が麻痺してるんじゃないの?というようなものばかり。
なんでお茶にグルタミン酸入れるかな?という疑問も湧いてきます。
そんなの、お茶に味の素入れて飲めばいいだけじゃん。
・「旨味」=「おいしい」と勘違いして、
臆面もなく商品名に「おいしい」と入れる会社もありますね。
嗜好は個人差があるのに、、、
・そんなわけで、現在はゲテ汁の蒐集はストップしています。
細々と一般感覚からズレた味(=「ゲテ」)を扱うのがゲテ汁の本意。
一般感覚がゲテに近づいたというなら、
活動する意味は最早無くなってきたのかなぁとも感じます。
これからは今までの「まっとうな味」が
「ゲテ」と呼ばれる日が来るのでしょうか。
笑えない冗談ですが、、、、、
そしてまた、
ひょっこり更新されることが出るかも知れません。
人々のアングラへの挑戦がある限り、
ゲテは不滅なのですから、、、、
|