2001/04/01適用

☆基本ルール編☆

 国盗りMAPは、実際に自分が出掛けた土地の地図を塗りつぶし、
 その面積や経済力・人口で勝負をするゲームです。
 ここでは、地図を塗りつぶすにはどうすればいいのか、
 塗りつぶしの条件や申請方法、
 そして、よりよく楽しむための方法を解説します。
 文章で書くと面倒くさく感じるかも知れませんが、
 解らなければ、出掛けた日時と場所さえ連絡を頂ければ、
 こちらでその都度対応いたしますので、
 固くならずに、気軽に参加してみてくださいね。

<領土のとりかた>
 ・基本的に、参加申請を行った日から後の領土がカウントされます。
 ・参加者が出掛けた土地が空白地
(他の参加者の誰も足を踏み入れていない)
  の場合に、出掛けた参加者の色で地図が塗られます。
   (「領土」となるわけです。下図参照。)
 
 ・国盗りの行政単位は「市」「郡」とします。
  但し、東京23区は「特別行政区」として「市」と同様に扱います
  (「区」が「市」と同様に扱われるのは東京都のみです)
  また、東京都の「支庁」は「郡」と同様に扱います。
  (北海道の「支庁」は「県」と同レベルなので1つの行政区として扱いません)
 ・また、「郡」の場合は、地続きでなくても、
  (「飛び地」や「市で分断された同郡の他の町村」のこと)
  領土として登録されます。

※「足を踏み入れる」ということの定義
  これは、大地を自分の足で踏むということです。
  「鉄道で通過した」とか「高速で通った」というのは判定外です。
  「サービスエリア」や「乗換駅」についても判定外とします。
  《高速の場合はインターを出て車を降りる》
  《鉄道の場合は改札を出る》
  《一般道を車・バイク・自転車などで走る場合もそれらから降りる》

  ということを条件とします。

 ・また、既に他大名の領地であっても、
  その大名の本拠地と地続き(定義については後述)
  でない場合は、領土を奪い取ることができます。
  ですので、自分の本拠地となるべく陸続きになるように、
  飛び地を作らないように領土を広げてゆくのが理想です。
  (下図参照)
 ※【地続き】の定義について。
  ・本拠地と繋がっている領土のことで、これを【本領】と呼びます。
   (これに対し、繋がっていない領土を【支領】と呼びます。)
   基本的には隣接していることが前提ですが、
   「郡」の単位では飛び地である場合もあります(飛び地の特例)
   また、隣接する都道府県間の定期航路(海路)がある場合は、
   それらの発着する市郡は隣接として扱われます。
   (例:愛知県渥美郡⇔三重県鳥羽市/伊勢湾フェリー)
  ・また、湖の場合も行政界に準じます。
   例えば霞ヶ浦などですと、
   湖の真ん中まで行政界が確定しています。
   (考え方で言えば領海って言えば良いんでしょうか?)
   そう言った場合は、この取り決めに従います。
   第二に、行政界が不確定の地域の場合。
   浜名湖や琵琶湖・十和田湖などがこれにあたります。
   この場合は、【海上ルール】を適用します。
   つまり【定期航路が設定されている区間のみ隣接として扱う】
   ということになります。
   「航路」というのは「道路」と同じ概念のため、
   そのように扱うことになります。
   海上の例で言えば、東京湾があげられます。
   広い意味で、千葉・東京・神奈川が隣接しています。
   しかし、国盗りで認められた隣接地を見ると、
    :川崎−木更津(アクアライン)
    :久里浜(横須賀市)−金谷(富津市)(東京湾フェリー)
    :日の出桟橋・横濱大桟橋−大島(東海汽船)
   の3つだけになります。
   また、海上ルールで言う「航路の寄港地」は、
   基本的には領海が隣接(していると判断できる)航路しか、
   対象になりません。(伊豆七島や沖縄などの離島を除く)
   例えば茨城県大洗港−北海道苫小牧・室蘭
   などの航路は除外とします。
   航路が大活躍するのは、主に内海と考えて貰えば解りやすいと思います

・出掛ける(出掛けた)先が誰の領土を確認するのは、
公開している現況のMAPや、
  戦国絵巻を参照してください。
 ・しかし、これらの確認作業は面倒だと思いますので、
出掛けた場所について掲示板に
  申請(もしくは恩田にメール)していただければ、
こちらで判定して更新させて頂きます。
出掛けた場所については(●月*日、「○○県▲▲市」「×府◆郡」)
というように箇条書きで列記していただければ見やすくて有り難いです。
また、出掛けた場所の行政区分が解らない場合は、
降りた駅やインターチェンジの名前を書いて下さい。
  後ほど確認のメールを差し上げます。

 ・地図の塗り分けは先着順となります。
  同一地域に数人が出掛けた場合、
  先に足を踏み入れた参加者の領土となります。
  (申請順ではありません、あとから申請された場合でも、
   足を踏み入れた日付が早い方に塗り替えさせて頂きます。
   但し、旅行年月日から1ヶ月以上経つと申請が無効になります。
   しかし、1ヶ月以上の長期旅行の場合でも、
   旅立つ期間の事前連絡がある場合は、
   旅行後1週間以内の書き込みまで有効とします。)

 ・多数の大名で旅行などに出掛けた場合。(共同派兵)
  基本的には旅行の企画者の領土になります。
  しかし、平和的な話し合いにより分割することも可能ですので、
  そう言った場合は領土分配が済み次第、申請してください。
  また、旅行先に同行する大名の領土があった場合は、
  例え企画者であってもその領地を侵すことはできません。
  (領地をその大名が案内するという形になります)

 ・市区町村合併・併合時の領土変更について(2001/04/01追加ルール)
  合併によって行政区画が変更になる場合、
  それに伴って国盗りの行政区画も変更されます。
  そのため、合併・併合対象となる市郡を領する大名は、
  以下のルールに従って領土変更を行われます。
  @対象となる市郡に領主が不在の場合
   →特に領土変更はありません。
  A1大名のみの領土がある場合
   →対等合併(※)・併合(※)共に、
    領有する大名が新しい行政区画の領主になります。
    (つまり、無条件で領土が増えることになります)
    対象となる行政区画のすべてを1大名が領有する場合は、
    特に領土変更はありません。
  B複数の大名の領土がある場合
 
  →対等合併・併合共に、
    経済力の一番強い区画を領する大名が、
    新しい行政区画の領土となります。
    この場合、吸収される側の大名領が本領であっても、
    この領地は奪われます。
  ※対等合併
   ・行政区画お互いが同等として合併するもので、
    対象となる市区町村名の全てが残らず、
    新しい行政区画名になる場合。
    近例では東京都田無市+保谷市=西東京市があります。
  ※併合
   ・対象となる行政区画のうち、
    一番力のある区画の名前が残る場合。
    近例では新潟県西蒲原郡黒埼町が新潟市に併合
    なんていうのがあります。  

 ・郡部から独立時の領土変更について
  郡部において、
  1町村が(もしくは複数が合併して)
  市として独立することがあります。
  その場合、その郡部を有する大名に、
  郡部の中でどの地域に足を踏み入れたかを伺い、
  以下のようなルールで領土を変更します。
  基本事項として「足を踏み入れたことのある行政区画が領土」
  という大前提がありますので、
  領土が減っても怒らないでくださいね。
  @独立対象地・その他の地域両方に足を踏み入れていた場合、
  →領土の変更はありません。
  A独立対象地のみに足を踏み入れていた場合
  →足を踏み入れていない郡部を失領します。
  B独立対象地以外にしか足を踏み入れていない場合
  →独立対象地を失領します。

 ☆ボーナス特典☆
 ・境界未定地の湖などの周囲を全てぐるりと囲んだ場合、
  その湖の面積をボーナスとして加算します。
 ・また、富士山山頂をはじめ、
  埋立地の境界未定地なども、
  争っている行政界全てを領有した場合に、ボーナスとして加算します。
 
 ・途中経過は、各地方の地図を随時塗りつぶして公開しています。
  出掛ける際の参考にして下さい。

☆応用編☆
・【同盟】と【連合】について
 両方とも、大名同士が手を組んで他大名と戦うことです。
 1家があまりにも強大になってしまったり、
 大名が乱立して参加者限界値の7名に達した場合などに行われます。
 基本的には、参加者大名同士で連絡を取り合い、
 例えば掲示板にて呼びかけたり(公開式同盟・連合募集)、
 メールにて裏取引をしてみたり(密書方式)、
 自由に外交してみてください。
 誰と組めば、最終的に政権が執れるのか?
 それを考えるのが戦国大名の醍醐味です。
 もちろん、同盟・連合の要請は拒否できます。
 同盟や連合が締結された場合、掲示板にて報告してください。

 また、参加人数に空きがあれば再独立も可能です。
 (こちらも、掲示板にて報告をお願いします)

 「同盟」……一時的な利害の一致で、共同戦線を張ることです。
       簡単に締結でき、いつでも破棄できます。
       領土の色はそれまで通り各大名の色ですが、
       同盟を締結している他大名の本領と地続きの領土も、
       自国領の本領と地続きと同じように扱われます。
       支領が他大名の本領と隣接している場合に有効な方法です。
       覇王決定時には、各々単独大名と同じ領土のカウントとなり、
       同盟国を1グループとしてカウントしません。
       また、単位は個々の大名ですので、
       幾つもの大名と同時に同盟を組むこともできます。

       例:恩田氏=木花咲耶氏(=は同盟の印)
         恩田氏=和泉氏
         恩田氏=水上氏
         和泉氏=水上氏
       この場合、@恩田氏は木花咲耶・和泉・水上の3氏と同盟
              A和泉氏は恩田・水上の2氏と同盟
              B水上氏は恩田・和泉の2氏と同盟
              C木花咲耶氏は、恩田氏のみと同盟
・複雑な例ですが、基本的に同盟は1対1で組むモノと考えて頂け
 れば良いかと思います。 

      ・同盟破棄について
       同盟はいつでも破棄できます。必ず掲示板に書き込みをしてください。
       事情があって同盟国に攻め込む場合などは、
       攻め込む前であればいつ書き込んでも有効。
       携帯&モバイルで、領土を踏む3秒前に書き込んでも可です。
いやぁ、スリリングですね。(爆)

 「連合」……政権の獲得を前提に、長期間にわたって共同戦線を張ることです。
       期日までは絶対に裏切られることがないため、
安心した領土展開ができます。
       基本単位を半期(6ヶ月)とし、
       締結後は半期ごとに更新を行います。
       更新日は中間発表(9月30日)と年度末発表(3月31日)のみで、
       それ以外での連合離脱や破棄はできません。
       締結後6ヶ月以内でも更新日は上記の2日間のみとしますが、
       締結後の追加参加(連合への途中参加)はいつでも受け付けます。  
      ・連合を締結した場合は、
       各大名の領土は連合を提唱した人(盟主)の領土色に統一されます。
      ・連合に参加する他大名の領土も自国領と同等の扱いとし、
       各大名の本領と地続きの領土も、
       自国領の本領と同じ扱いを受けます。
      ・覇王決定時には、連合を1つの大名として扱い、カウントします。
各大名の個別順位は別記されますが、
政権をとった場合は連立の共同統治の扱いになります。
      ・連合への参加は、同盟のように1対1の締結ではなく、
       参加大名全てと締結することになります。

例:水上氏&めそ氏&結城氏 (&は連合の印)
ここに屍氏が加わる場合、
「水上氏とだけは締結したくない」ということはできません。

「覇王決定」……期限(各年度3月31日)が来ましたら、
         その時点でTOPの大名(もしくは連合軍)が、政権を握ります。
        次に定める期限までは、
        他大名の任免など、好き放題やって下さい。(ネット内だけでね) 
         具体的には、覇王の本拠地が【都】になるぐらいで
        (連合の場合は盟主の本拠地)、
         実質的に「何ができる」ということは特にありません。
         なりたかったら、勝手に「天皇」を名乗ってもいいですし、
         (朝廷が許すかどうかは別問題だけど)
         幕府を開いちゃってもかまいません。(笑)
         それほど、自由にやっちゃって構わないってことです。
         でも、あんまり横暴が過ぎると謀反がおこりますよ。(爆笑)

「浪人取り立て」……大名として参加していない閲覧者を、
          自分の家臣として取り立てることです。
          なにぶん、大名1人の行動力では限界があります。
          掲示板やメールで呼びかけ、交渉し、
          家臣として呼び込みましょう。
          家臣の踏破した領土は、大名の領土として登録されます。
          もちろん、浪人から大名に士官を申し出ることも可能。
         ・家臣となる場合は、
          「私、××(ハンドル名)は、大名▲▲家に士官しました。」
          と掲示板に書き込んで下さい。
          家臣として登録致します。
         ・家臣の踏破した土地は、一端大名に献上されたあと、
          「知行」という形で下賜されます。
          (掲示板できちんと手順を踏んでください)
         ・家来の身分は知行がある「家臣」と、
          知行のない「浪人」に分かれます。
         ・「知行」は、要するに家臣に褒美として与える土地のことです。
          自分の領土の中で、家臣が年度内に足を踏み入れたとのある土地を
          家臣に譲渡する事ができます。
          (あくまでも、踏んだことのある土地でないと無効です)
          召し抱えるときの報償などに充てて下さい。
         ※知行を大名より拝領した家臣は、
          必ず掲示板にて報告して下さい。

         ・仕官している大名に愛想が尽きたら、
          出奔(それまでの領土は大名に帰属)して野に下る
          ことも可能ですし、
          領土を手みやげに他大名に寝返ることも出来ます。
          更に、人数に空きがあれば独立もできます。
          自分だけでは面倒だなぁという人や、
          人数が多すぎる場合に成立します。
          (注意:大名からの一方的な解任はできません)

「家臣引き抜き」……他大名に家臣が居る場合、
          交渉によって引き抜く事が出来ます。
          もちろん、気に入らなければ断ることもできます。
          ネットゲームですから、
          裏切られた大名も怒らないように。(笑)         

「任官」……各県の30パーセントを超える領地を得た場合、
        朝廷より「〜〜守」(例:越前守)とゆーよーな地域を冠した官位が頂けます。
     複数の官位を授かった場合、家臣に譲渡することも可能です。
     本当は他にも官位はあるんだけど、今のところは未定。
        但し、上級官位(左大臣や関白など)を受け取るためには、
        年度内に上洛(京都の土地を踏むこと)していることが条件となります。

「宣言および任命」……大名の領地に著名な建造物がある場合、
        大名自身でキャッチフレーズを名乗ることが出来ます。
    (例:大阪城がある→大阪城主/大浦天主堂→バサラ大名/などなど)
    また、広域の特定地域を領有する場合でも、宣言を出せます。
    (例:飛騨領主/四国領主などなど)
    自分で勝手に作って名乗って構いません。そのほうが面白いし。
    また、そのキャッチフレーズを家臣に任命することもできます。
    (その場合、知行地に建造物や領土が含まれていることが条件。
         城主はその典型。)
    また、領地中にそのような建造物がある場合は申請して下さい、
    歴史絵巻に物語が生まれます。
    (地域によって様々なイベントあり。史実には基づかないけど。(笑))

☆戦国風の宣言など☆
<同盟の組み方(例)>
・ケース1(対等同盟)
 「○○殿。どうやら◆◆氏が覇権を握ろうと画策しておるようですぞ。
  共に戦い、政権を確保しようではありませぬか!」
・ケース2(脅迫強要)
 「▲▲殿。貴殿のような弱小国は一気にひねり潰せるのだが、
  武士の情けだ、共に新しい生を歩まれい!」
・ケース3(恭順哀願)
 「□□殿、貴殿のような強国には手も足も出ませぬ。
  どうかこの儂も家臣の末席に加えて下され!」
 (この場合、幾つか領土を差し出す場合もある→再独立時には戻らない)

<家臣として召し抱える場合(例)>
 「▽▽殿。貴殿のような才ある人間を野に埋もれさせておくには勿体ない。
  知行として「墨田区」「荒川区」「八王子市」を与える、儂についてこぬか?」

<仕官する場合>
 「◎◎殿。是非とも殿の基で働きとうござる。
  知行はいらぬ(知行は要求しても可)、どうか家臣の末席に加えて下され!」

 とまぁ、歴史チックにやっていただけると雰囲気も出るってもんです。
 やりたくない? それならそれでもいいですので、
 大名にメールを出すなり、掲示板に書き込むなりして、参加してみて下さい。

 そうそう。朝廷と言えば「公家」。公家といえば「おじゃる言葉」。
 ってなわけで、菊亭晴季なんかも登場予定。
      (信長の野望フリークにはたまりませんね)
 もちろん、「ルイス=フロイス」や「オルガンティーノ」、
     「茶屋四郎次郎」なんかも出てきたりして。
 ヒーホホホホ。(BY:菊亭)

 参加者が増えるほどに面白くなって行くハズです。 


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