W-Potac企画13
★☆ペルセウス座γ流星群 '97☆★
◎日時:1997.8.12~8.14
◎参加者:若・恩田・和泉・毒空木・首領卵男・腐った死体
◎行程:
<8/12>
高尾→小淵沢→コンビニ(食紅)→大滝神社(昼食)→平井出湧水
→小淵沢駅→甲斐大泉駅→美山荘(宿舎・夕食など)
→大泉タクシー(ワゴン)で観音平へ(観測)→光苔→美山荘
<8/13>
美山荘→ラーメン・自然食品屋(昼食)→大泉村営土産物屋
→三本松湧水→小池商店→美山荘
→観音平(観測中止)→美山荘
<8/14>
美山荘→甲斐大泉駅→小淵沢→高尾
@大滝神社(山梨県北巨摩郡小淵沢町)
小淵沢駅より徒歩10分。
炎天下で、みんなペットボトルを抱えている。
ここで、湧水で溶かしたエルマチャイ
(トルコ土産の酸っぱいアップルティー)を
極濃で作って飲む。
後々、コレが原因で腐った死体が
セカンドインパクト(腹痛)を起こすことになる。
左下の写真は、まだ元気なときの腐った死体と毒空木。
右の写真は集合写真。
ちょっと見にくいが、
左の石碑の所に若が隠れており、
木の枝をちらつかせている。
この頃の若は写真を撮られるのが嫌いだったらしい。
A平井出湧水(山梨県小淵沢町)
本当はこの企画はマイカー(若)のはずだったのだが、
色々と紆余曲折(保険問題)などがあって、
結局はタクシーをチャーターする大名旅行となった。
そのため、日中の機動力が極端に弱く、
歩いて回れる範囲でしか行動できなかった。
平井出湧水は湿地にあり、羽虫と泥濘に苦労した。
ここで腐った死体が一旦轟沈する(秘密)。
杉の神木はそうとうの樹齢を誇る。
ここでも、若は顔を隠している。
B観音平・光苔(小淵沢町)
暗闇で怪しく光ると言われる【光苔】。
人肉を食らった人間に生えるという怪談でもお馴染みだよね。
観測地からほど近い遊歩道にあるという看板を見つけ、
行ってみた。
なんのことはないタダの苔で、
全然光らなかった。
(蓄光かと思って、ライトで照らしてもダメだった)
観光地の看板を鵜呑みにした結果である。
もちろん、若はここでも顔を隠している。
小道具として愛された鳥獣戯画の扇子(初代)は、
左下の写真を最後に消息を絶った。
夜の観測自体は久々の成功と言える量の
流星を見ることが出来、1日で100〜200の流星を見た。
写真では見にくいが、この写真に3個の流星が写っている。
(中央上部の物だけが辛うじて見えるかな?)
カメラのバルブが開かないと慌てたが、
単なる電池切れだった。
(予備の電池を入れたら、難なく動いた)
よくよく見ると、ペルセウス座起源と思われる流星以外も観測できた。
(たぶん、水瓶座群か散在流星)
これだけ沢山の流星を見たのは、
たぶん初めてだろうと思う。
ただ、'96年の双子座群に、等級はかなわなかった。
大泉タクシーに代金をぼったくられた(白タク状態)。
まぁ、夜中の2時に山頂まで迎車
させたのは悪かったけどさ。(爆)
C三本松湧水(山梨県北巨摩郡大泉村)
ペンションの裏手に沸く湧水で、
一番風情があると思われていた泉。
地理の調査で見知っていたのだが、
1年間で環境が激変し、
隣にあった牧場が消え、湧水も荒らされていた。
本当はこの湧水に西瓜を冷やしておいて食べようと思っていたのだが、
所有者のペンションが西瓜とビール(ケースごと)冷やしており、
望みは叶わなかった。
今回の旅行で一番、残念なことだった。
D民宿美山荘(山梨県北巨摩郡大泉村)
今回の企画の中で一番当たりだったことは、
この宿を見つけたことだと思う。
役場の紹介で探し当てた民宿なのだが、
サービスと愛想がメチャメチャ良い宿だった。
食事は大量で、夕食は毎回、
肉と魚がセットで出るという豪華ぶり。(刺身とステーキなど)
更に、未成年が居るというのにウーロンハイのサービスなどもあった。
チェックイン・アウトの制限も、
天体観測を考慮して柔軟に対応してくれたし、
朝食も他の宿泊客と時間をずらしてくれた。
夜間の出入りをスムーズにするため、
窓を玄関にしてくれるなどの細やかな対応に感激した。
風呂が狭くて1人づつしか入れないのは厄介だが、
それはサービスに免じて目をつぶる。
あと、なぜかトイレは新しく、
センサーで明かりが付いたりファンが回ったりする最新装備だった。
食堂に置いてある人形が不気味な事以外は、
とても居心地の良い民宿だった。
(追記)
旅行の写真を送ったら、
テーブルの中に挟んで他の客に見せていたらしい。
よほど、嬉しかったようで(この女将さんに子供が居ないからなのか?)、
葡萄(ゴールデンナイヤガラ)を一箱送ってきた。
宿泊者で美味しく頂いた。また行きたいと思う民宿だ。
(END)
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