�@大岳鍾乳洞（東京都あきる野市／観光洞・有料）
　五日市駅から養沢行きのバスにしばらくゆられ、
　大岳鍾乳洞入り口で降りる。
　ダンプカーが行き交う粉塵のきつい山道を登ると、
　小さな売店と洞口が見える。
　この周囲に観光洞が３つあるが、
　どれも老人が経営していて不定休なので注意。

　観光洞だというのに天井が低く照明も暗く、
　気を抜くと頭を打ち、服が破ける。
　場所によっては腹這いになる必要もあるというとんでもない観光洞。
　（左下写真は、死体が腹這いの箇所を通り抜けたところ。狭さが解るだろう。）
　でも、アップダウンもあって、探検気分は味わえる。
　右下写真は、
　洞窟には何故だか何処にでもある“１円玉をくっつける岩”に、
　１円玉を張り付けている死体と毒空木。
　下段写真はとりあえず写した物だが、
　何を撮りたかったのかいまいち不明である。
　（被写体のポーズに特に意味はない）

　また、ここの管理人のおばちゃんは話し好きなので注意が必要。
　話し込まれると、
　話題が大東亜戦争までワープする。
　（更に無限ループに突入し、バスを１本乗り逃がした。）
　この付近には幾つかの自然洞が開口しているらしい。
　近くの小滝まで散策したが、渇水期であまり面白くなかった。

�A弁天洞穴（東京都あきる野市／信仰洞・無料）
　大岳鍾乳洞から他の鍾乳洞へ行こうと連絡を取ると、
　三合鍾乳洞は臨時休業で
　養沢鍾乳洞に至っては
　「ジャガイモを掘るからまたにしてくれ。」
　とむげに断られる始末。
　（営業する気があるのか？）

　とりあえず大岳神社（ここは狛犬のかわりに竜なんですよ）でバスを待ち、
　五日市駅からタクシーで弁天山へ。
　この山には昔、登山リフトがあったほどの急な山で、
　山腹に開口する洞穴へはかなりキツイ道を登ることになる。
　（いやいや、本気でこの小山はキツイです）
　洞穴は玄武岩にドーム状挟まれた石灰岩が溶けた物で、
　ハート型の洞口（左下写真）から入ると、小さな部屋っぽい洞窟がある。
　死体は観光洞巡りだというのにツナギやヘルメットを用意してきて
　（毒空木から連絡事項を聞いていなかった）撃沈。
　その後、更に山を登って弁天山頂（右下写真）で眺望を楽しむ。
　某私大付属中野八王子校が見え、悪態をついてみたりした。
　とにかく、良く歩いた企画だった。
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　（ＥＮＤ）