W-Potac企画№3
★☆SL9彗星観望会☆★

◎日時:1994.7.16~7.18
◎参加者:F氏・恩田・和泉・バウ・首領卵男・毒空木
       真猿・K-5・コージー富田・他会員2名
◎行程:
<7/16>
 東京→木更津→上総亀山→亀山温泉ホテル→つばきもとボートセンター
    →亀山ロッジ→駅前売店→裏道の雑貨店(蝿叩き)→ロッジ
<7/17>
 ロッジ→駅前売店→裏道の雑貨店→沢探検(イモリ穴)→ロッジ(観測失敗)
<7/18>
 ロッジ→亀山温泉ホテル→上総亀山→木更津→東京


①木更津駅
右写真は、久留里線の乗り換えの時間待ちで食事を摂っているところ。
 ホームに椅子を出して占拠するなど、
 今考えてみれば相当に度胸の居る行為である。
 それにしても、久留里線の車輌のローカルさ加減にも驚いた。
 久留里高校の通学電車にあたってしまい、
 大荷物を白い目で見られたのもキツかった。
 ホワイトガソリンが漏れていて、
 車内にガソリンの臭いが充満させてしまったことも、
 ゴメンナサイ。
 いくら電車の間隔があるとはいえ、
 線路を歩いて学校へ行く姿はなんとも……。

②レンタサイクル軍団
 亀山温泉ホテルで、頼み込んでレンタサイクルを3日間連続で借りる。
 (通常は1日ごとに返しに行かなくてはならない)
 キャンプ道具を抱えた集団が
 ママチャリで県道を爆走する姿は、
 なんとも滑稽で……爽快だった。
 (参加者には不評だったが)
 それにしても、ロッジに向かう途中の坂には、毎日のように苦労させられました。

③亀山ロッジ
 予定では、山の上のちょっとした集落に土地を借りる予定だったが、
 現地に着いてみると、とんでもない山ノ上
 しかも自殺者が居そうな廃屋しかなかったため、
 急遽宿泊地を変更する。
 それが幸いし、水やトイレの確保が出来たのだが……。
 左写真は、ティンバーラインテントを設営する真猿(右)とK5(左)。
 右は炎天下の中でトランプに興じる中学生。

④観測・怪談
 この企画の本来の目的はSL9(シューメーカー・レビー第9彗星)の
 木星衝突を観測しようという物だった。
 しかし、ロッジが谷地形であった為に木星が隠れ、
 あっけなく撃沈。
 仕方がないので、
 河原で焚き火を囲みながら、キャンプ恒例の怪談を行った。
 題目は“夢診断”語り手とサクラの連係プレーで、
 初心者のコージーをまんまとハメた
 左写真は、トリックが解ってホッとするコージー(右端)とサクラ。
 緑色の蛍も舞っていて綺麗だったが、
 なにしろ牛蛙がうるさくて、テントでも寝にくかった。
 スタードーム以外のテントは、なにやらずっと騒いでいた……。
 (未だになんの話題だったのか謎なのだが……)

⑤買い物
 ロッジで補給できるのは水と薪しかなく、
 食料や飲み物を買うには駅前の商店まで出かける必要がある。
 その度に自転車で県道を爆走するので、
 なかなかいい運動になった。
 左写真はロッジ入口の目印となる神社の鳥居で、
 この手前がロッジ。みんな既に出撃体勢である。

⑥沢・イモリ穴
 ロッジの前の沢は、渇水期で歩いてさかのぼれるほどの水量だった。
 河床は砂利ではなくコンクリートを流したような砂岩で、
 凸凹とした奇妙な穴(ポットホール)が面白い。
 その穴の一つに私が填り、
 知らないうちにイモリ穴という名称が付いていた。
 苔で異様に滑りやすく、ビーチサンダルは歩く難かった。
 コージーのバランス感覚の悪さが露呈した場所でもある。
 右の写真はその沢で撮ったもので、
 毒空木が手にしているのは壊れた釣り竿(拾った)・
 私が手にしているのは蝿叩き(雑貨屋で買った)。
 何故か、
 このサークルのメンバーは小物を手に持ちたがる傾向があるらしい。
 コージーのNASA開発スーツ(黒いゴミ袋を破いただけ)も登場。

⑦夜
 相変わらず、河原に設置した焚き火の周りで和気あいあいと喋っている。
 左写真は、焚き火の光だけで自動露光した写真で、気に入ってる1枚。
 F氏がテントで寝ていたために写っていないのが残念。
 あとは普通に、酒を飲んだり(未成年云々はとりあえずおいといて)して夜を明かした。
 下段左写真は酔って
 「天下取ったるー!」(ビールのCM)
 と叫んでいた会員A(左)と毒空木。
 下段右は最近見かけない2人が写っている。

⑧最終日
 撤収時に雨が降り出して、炊事小屋へ荷物を移動。
 その後、またも重装備の軍団が県道を爆走し、駅へ着いて終了。
 写真は自転車軍団(左)・炊事小屋でのコージー(右)
 蛮族の真猿(下段左)・気だるそうに自転車をこぐバウ(下段右)
 そういえば、
 重い思いして持って来させた望遠鏡、使わなかったね。
 ゴメンなー。(笑)
                             (END)