《2003.8.15》
D外湯巡り・湯治
流石は温泉地。外湯の数も半端ではない。
最初は全部入湯してやろうと思っていたのだけれど。
3日間でそれは無理というもの。
(湯あたりしちゃう)
外湯だけの利用は不可で、宿泊客のみに鍵を渡す、
というサービスは嬉しい。
別所温泉の外湯のように、
芋洗いの状態だけは避けられる。
そしてまた、湯巡りのスタンプラリーがまた面白い。
本来は手ぬぐいを買って押すのだが、
私は旅行帳に押すことにしました(右写真)
でもって今回は恩田の腰痛快気祈願湯治。
せっかくある薬師様にもお参り(よくなりますように)。
この日は湯治を基本に、
後ほど書く地獄谷ぐらいにしか行きませんでした。
朝風呂入って飯喰って寝て、
起きて昼飯喰って風呂入って寝て。
地獄谷を往復した後に風呂入って寝て。
3日間で入った風呂
<旅館>内湯・露天風呂
<外湯>1番:初湯(胃腸)/5番:松の湯(神経痛)/6番:目洗いの湯(眼病)
8番:神明の湯(婦人病)/9番:大湯(万病)
とまぁ、微妙に泉質が違うのであります。
ものすっごく熱いお湯もありました。(5番:松の湯)
大湯にはサウナもありましたね。
色々なお湯でフヤフヤになりました。
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E地獄谷・野猿公苑
外湯巡りをしながら蕎麦屋に入り、
ここだけでも何だねぇと言うことで、
あの有名な地獄谷に足を伸ばすことにする。
タクシーを手配してGO!
しかしそこは、タクシーを降りてから
山道を登らないとたどり着けないところでした。
(15分ぐらいだったかな)
途中で噴泉を見てはしゃぐ。
虹が出来て綺麗なんですよ(写真)。
そのあともう少し昇ると野猿公苑。
適当にエサを買って投げる。
敷地が広いため、
山の上から下まで結構な数のサルが居る。
もちろん、
(このクソ暑いのに)温泉に浸かるサルも居るわけで、
そっちの方が可愛いので小猿を中心に撮ってみました。
日暮れのちょっと前、堪能したので帰ることにする。
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《2003.8.16》
E岩松院
帰り道は寄り道しながらの観光。
まずは小布施の駅に降り立ち、葛飾北斎が描いたという天井画を拝むため、岩松院へ。
しかし、バス便がよく解らなかったため、お得な周遊バス券を買って乗り込む。
ありました、北斎最晩年の作、「八方睨み鳳凰図」。
寝っ転がってみるのが正しいらしく。
どこで寝っ転がっても、こっちを見ているように見える。
さすがは八方睨み。
ただ、思っていたほどの迫力はなかったような、、、
また、この岩松院には、小林一茶の句碑「痩せ蛙まけるな一茶これにあり」や、
秀吉の重臣として戦果を上げた福島正則の霊廟もある。
霊廟は一段高いところにあり、景色はよいです。
(2枚の写真は霊廟を正面から撮ったものと霊廟から景色を撮ったもの)
F彩雲と北斎館+土産
接続の良いバスがなかったので、
ボンヤリ歩くことに。
しばらくして、若酔が
「あれ?虹、、、?」と聞いてくる
『これは雲に雨滴に虹が写る
【彩雲】っていう珍しい現象だよ。』
と言うことでパシャリ。
薄い雲に色が移る。結構綺麗だったので、
引き延ばして部屋に飾ってあります。
歩きくたびれた頃、北斎館に到着。
ここでは北斎の作品が集められ、
中には山車に書かれた作品もあり、
見所タップリです。
複製品なども売られていて、
欲しかった、、、北斎の暖簾、、、、、、
割と趣味が良い印象でした。
さて、栗の街小布施にきたのだからと、
北斎館の隣の食堂で栗おこわを注文(季節がズレているが気にしない)。
満腹になった後はお土産購入ターイム。
マズ向かったのは竹風堂、
そのよこにあったジャム屋に惹かれて入ったら、、
ヨーグルトソースのうまいことうまいこと。
セットで買っちゃいました。
ここで、予定していた桜井甘精堂には寄れず、駅まで戻る。
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G姨捨山
長野駅で時間が余ったので、
「民話の地を見てみたい」という
恩田のオプション強攻策を採用。
電車はズンズンと山の中へ。
2駅でとんでもない斜面になったところが、
姨捨。
聞くだけで悲しくなっちゃう伝説の地。
でもここに、面白い現象があるときき、
訪れる気になったのだ。
それは、千枚田に写る「田ごとの月」。
夜まではいられないにせよ、
千枚田を一目見ようと降り立ったが。。。。
「なーんにも、ねーじゃんかよー」
千枚の田んぼも見えません。
地元の住職さんをとっ捕まえて訊くに、
最近はだいぶ機械化が進んで千枚田もなくなったとのこと。残念。
仕方がないのでその眺望の良さを楽しみつつ、
遠くの駅まで走ってみることにする。
、、、、、30分で惨敗。
公衆電話を探しに探してタクシーの番号のGET、
屋代駅まで送ってもらった。
危うく帰りの新幹線に間に合わないところだった。。。。
ま、そんなこともあるさ。
新幹線の中で食べる駅弁や「おやき」を用意して、
そそくさと家路についたのでした。
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