遊覧航路企画9
★☆川原湯温泉+草津2001☆★

◎日時:2001.4.6~4.7
◎参加者:すいか頭・亮ちん・恩田
◎行程:
 <4/6>
  三軒茶屋→練馬IC→駒寄PA→渋川伊香保IC
   →高田屋→聖天露天風呂
 
<4/7>
  高田屋→草津湯畑→西の河原露天風呂→長寿店
   →鬼押し出し→軽井沢駅→碓井軽井沢IC


  渋川から国道145をひたすら西へ進む。
  群馬は関東有数の温泉地を数多く擁し、
  言わずと知れた草津を筆頭に、
  伊香保・四万・伊香保・水上など枚挙にいとまがない。
  その有数の温泉地を敢えて外し、
  向かったのは吾妻線沿線の「川原湯温泉」。
  というのも、【平成18年にダムの底に沈む】と言う話を
  雑誌で目にしたから。
  ムササビも運が良ければ見えると言うし、
  まずは行ってみようと言うことで、3人で出掛けてきたのである。

@川原湯温泉「高田屋」
 街道から温泉街への道に入っても、
 旅館などが見あたらず、
 タダひたすら山道。
 しばらくするとちらほらと旅館が目立ち
 始め、突き当たりのような場所に大規
 模な旅館が連なる。
 そのうちの1軒、高田屋が本日のお宿。
 玄関をくぐると、
 丁度いい規模の良い雰囲気。
 (あんまり高いところは気後れするしね)
 「砂蒸し風呂はいかが?」
 という女将の提言(別料金)に賛成して
 蒸し風呂へ。

 「あぢぃいいいいい!」
 尋常な温度ではない。(T_T)
 熱加減まちがえてねーか?という状態の中で10分。
 まずスイカ氏がダウン。
 「あのー、だいたい普通はどれぐらい入ってるんですか?」と訊くと、
 「まぁ、最初の人は10分が限度ですねぇ」
 おいおいおいおい。最初に言えよ。
 定時が15分らしいので、我慢して最後まで入る。
 「し、死ぬ、、、。」
 
 そしてものの15分で食事。
 別室で部屋ごとの食事となるわけだが、
 消耗が激しすぎて、胃が動くまで時間が掛かる。
 「くるしーなぁ。」
 「くるしーねぇ。」
 でも、全部食べた。

A聖天露天風呂
 飯を食ってしばらくは部屋でダウン。
 寝かけているところを、
 当初の予定である無料露天風呂まで出掛けてみることに。
 しばらく歩くので面倒ではあるのだが、
 浴衣に下駄でカラコロと温泉街の坂を下る風情。さいこー。(爆)
 街路は明るいというのに女将に持たされた懐中電灯を不思議に思っていると、
 【露天風呂はこの上】という看板と、
 全くの闇に包まれた未舗装の山道が出現。
 「おいおいおい、ここを行けってのか?」
 下駄に浴衣という防御力ゼロの装備で突入。
 おぼつかない足下を心細く照らして進むと、
 「ぎゃあ。」
 小さく押し殺して呟くスイカ氏。
 終点でいきなり露天風呂を照らしてしまい、
 中に入っていた女性(おばさま)と御対面。
 「ご、ごめんなさぁい。」
 脱衣所も湯船も隠し無しの野ざらし。(屋根はある)
 しかし、明かりは月だけという闇の中、さほど気にならない。
 「これもいいねぇ」
 ぼんやりと月のうつる湯面に体を沈め、
 冷えた体を温める。
 「これでタダなんだから、いいよねぇ。」

 ピーという警笛が聞こえた。
 吾妻線の列車が渓谷を走っていく。
 閉まるギリギリまで満喫し、
 旅館へ戻る。

 高田屋の風呂は特筆するようなものではなかった。
 露天から戻る内に冷めた体を温め、
 部屋でしばらく喋った後、就寝。

B草津湯畑
 せっかく近くまで来たのだからと、
 草津へ回ることにして旅館を後にする。
 ダム建設の現場を眺めつつ(複雑)、草津へ。

 湯畑。すごい湧出量だねぇ。
 趣味で様々な湧水を見てきてるけど、
 なかなかこの量は出会えない。

C西の河原露天風呂
  かなり大きい露天風呂で、
  プールのよう。
  ちょっとぬるめで、気持ちいい。
  午前中で人も少なくて、
  ゆっくりできました。
  写真は西の河原公園。


  また、帰りに長寿店という
  まんじゅうやに拉致られる。
  できたてを試食させて貰い、
  (言うと色々な味が試食できる)
  3食入り(うぐいす・栗・つぶあん)
  を買う。
  ここのまんじゅうはかなり旨いです。

D鬼押ハイウェイ&鬼押し出し公園
  草津から草津嬬恋線を抜けて鬼押ハイウェイへ。
  ハイウェイはそれほどでもないけれど、
  草津嬬恋線はかなり眺望がよいポイントがありました。
  左の写真は草津嬬恋線での写真。
  最高点は浅間山です。
  鬼押し出しは、奇勝として有名です。
  確かに、溶岩の林立する風景は見物かも。
  ただ、火山に慣れたおいらにはちょっと物足りない面も。
  こちらの観音堂は寛永寺の別院。
  献灯は代々徳川家の将軍の名が刻まれており、
  どちらかというと、そっちの方が見てて楽しかったかな。

E軽井沢
  特に何もしなかったですね。
  ただ、
  新幹線が出来て、
  かなり変わったイメージがあります。
  どうなんでしょうかね。
  余所者が口を出すことではないのでしょうが、
  見た瞬間、
  今までのイメージがガラガラと崩れたのは
  多分、私だけじゃないはず。

  まぁ、そんなこんなで、かなり駆け足での観光でした。
  車を出して、運転までして頂いたすいか頭氏に感謝。
  国盗りにも付き合って頂いて有り難うございました。

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