恩田の休日 no.4
★☆2005花見part1☆★

◎日時:2005.03.26
◎同行:アンド龍さん
◎行程:
 
 駒込駅→ファミリーマート→六義園
  →旧古河邸&庭園→飛鳥山公園
  →荒川遊園+駄菓子屋→もんじゃ「よろずや」


昨年より、アンド龍さんとの花見に出掛けています
それも、名建築+桜という組み合わせを主体に
昨年は池袋の自由学園明日館
(設計はフランク・ロイド・ライト)
写真がきちんと撮れなかったのが残念ですが
3500円というお花見弁当付きの特別見学プランは
かなり見応えのあるものでした
そして今年もその流れを汲み
旧古河邸の見学申し込みをしての花見予定に

しかし、、、
開花予想を見誤り
一輪も咲いてないという状況に
結局は春のお散歩となりました


@六義園
 駒込駅で待ち合わせ、
 ファミリーマートで昼ご飯を買って六義園へ。
 まずは正門の枝垂れ桜を見に行くが、
 予想通り一輪も咲いていない(T_T)

 そこで、適当な場所でお弁当。
 池を見ながらぼんやりと食べる。
 とにかく広い園内、
 空が
 広く、広く、広く、広い。
 花をくすぐる暖かい春風に、
 これに花煙まで加わったら
 最高だったろうにと思う。
 まぁ、無い物をねだっても仕方がない。

 園内は「自然公園」をは一線を画し、
 完全に人口的な配置ではあるものの、
 それがまた造り込んでいて趣があるんです。
 特に、藤代峠と呼ばれる築山からの眺め(写真)は、
 「お見事」の一言。でした。

A旧古河邸&庭園
 六義園から歩いて移動。
 今回の春散歩で
 一番の見所。
 古川邸(洋館)は
 要予約で、
 事前に
 申し込んでおきました。


 煉瓦積みの強固な建築は、
 イギリスの建築家
 ジョサイア・コンドル氏の設計。
 鹿鳴館・ニコライ堂と同じ
 建築家と言えば、
 「それは凄い」と思う人も多いだろう。
 そう、凄いのだ(笑)。

 外から見るだけでも、
 まずその建築美に圧倒されるのだが、
 内部がこれまた凄い。
 部屋事に変化している
 マントルピース、
 ビリヤード室に
 噴水付きのサンルーム、
 点状の漆喰細工の細かさや、
 階段の手摺り、
 銀メッキの鏡、
 シャンデリア、、、
 洋館の中にはめ込まれた
 豪奢な和室などなど。
 特に、 
 アンド龍さんとはしゃいでしまったのは、
 噴水付きサンルーム。
 緑と白のコントラストに、
 床の市松模様のタイル、
 そしてまどから差し込む穏やかな光。
 好きな作家「長野まゆみ」の世界そのままで、
 なんか、そのまま物語が出てきそうな。
 そんな感じでした。

 庭園もバラ園(こちらもコンドル氏の設計)が有名で、
 その一段下に「調和の空間」としての躑躅の庭、
 そして最下段に回遊式の日本庭園があるという、
 1箇所で様々なテイストが楽しめる面白い場所でした。

 そうそう、
 邸内の和室にいたる空間もそうなんですが、
 洋室から急に和室に繋がるのではなく、
 途中に「調和の空間」としての板間があるなど、
 全体的に「調和」を大事にした造りになっているのが特徴のようです。

 も一度行きたいですねぇ。
 もっとゆっくりと内部を見たかったです。
 喫茶室でお茶が飲めるというので、
 こんどはお茶を飲みに来るのも良いかも。

B荒川遊園
 王子まで歩いて飛鳥山で一休み。
 同じように目測を誤った一団が、
 造花を手に酔っぱらい。
 ああ、急に親近感が(^^)

 王子駅前より都電で荒川遊園へ。
 駅におりると急に子供率が上がる。
 駄菓子屋に入り、物色。
 オバケ煙に紙石鹸、
 癇癪玉にブーブークッション。
 急にノスタルジック過多になり、
 アンド龍さんはオバケ煙を、
 私はパチンコとBB弾を購入。

 子供の波に乗りつつ遊園に到着。
 高校生未満は入園無料。
 (大人は200円)
 乗り物1回大人で100円。
 更に電子マネーを使うと3割引。
 
 3歳から楽しめるという園内は、
 「はなやしき」なんぞめじゃないチープさ加減。
 子供には丁度良いスリルなんでしょう、
 子供の笑い声が絶えない、本当に楽しい遊園地です。
 私達は
 ・芋虫型のファミリーコースター
 ・スカイサイクル
 ・観覧車
 の3つの乗り物に乗車。
 写真はちょっとヤバ過ぎる顔のファミリーコースター。
 スカイサイクルでは目の前の線路に鳩が留まり、
 あやうく轢いて仕舞うところで、別のスリルが、、、(;^_^A アセアセ・・・
 観覧車は140円(割引価格)にしては高いところまで昇ります。
 遠く六本木ヒルズまで見えましたから、
 結構な絶景です。10分ぐらいで一周しちゃいますけど。

 ふれあい広場は時間の関係で終わってましたが、
 サルやアライグマ、鳥なんかを見ることが出来ました。
 「牛」と書かずに「ホルスタイン」と書くところがまた、、いい。
 結局、閉園まで遊園にいました。

 帰りがけ、 
 駄菓子屋では子供がもんじゃをつついており、
 本当に街中に子供の笑顔が溢れている町でした。
 子供の住みやすい街って、だんだん減りつつあるけれど、
 この街は大人がきちんと子供を見ている街だなぁと。
 なんか「こうあって欲しい下町」を見た感じでした。

Cもんじゃ焼き「よろづや」
 尾久・荒川・町屋はもんじゃ焼きタウン。
 月島の密集具合とはまた違いますが、
 散在しながらも結構たくさんのお店があります。
 一応はネットで下調べをして、
 数ある中から「よろずや」をチョイス。
 時間が余っているのでまたもや徒歩で移動。
 途中で看板を見たり物件を見たりしながら、
 ひたすら歩く。歩く。

 店到着は5時過ぎ。
 そこから延々と9時半まで飲んでました。
 それだけ飲んで3000円未満。
 周りはほとんど常連さんで、
 地域の話やPTAの話なんかをしてました。
 これだけ地域に密着している店というのも、
 また面白いなと思ったのでした。

<総評>
 そんなわけで、それなりに歩いた1日でした。
 一度歩いてみたかったコースだったので、
 のんびりしつつ歩けたのは良かったと思います。
 まずは桜を見たいのでリベンジしたいところですが、、、
 そして来年はどこに行こうか、、、


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