7/1
・黒衣の宰相
 僧衣を纏った坊主の分際で(暴言上等)
 政に口を出して時代を動かした黒幕的存在の人。
 昨日に引き続きキナ臭い単語で申し訳ない。
 道鏡・以心崇伝、安国寺恵瓊、南光坊天海など。
 (本願寺一派は最早大名格なので別格)
 光栄のゲームによると、
 だいたい政治力が高い内政向き。
 たまに知謀も高い悪巧み向きの能力値の場合もある。
 思う存分企もう(ナヌ?)。
・関係ないですが、
 高校の部活内でこのような立場を目指してみたりして、
 (私は会計)
 部長を代表部会長にすべく
 運動部連・文化部連に裏工作を仕掛けた結果、
 身内(文芸部)が裏切って代表部長に収まった挙げ句、
 悪巧みがばれて部長にしこたま怒られた経験が。
 安国寺恵瓊の末路を地でいきました。
 斬首ではないだけマシか。
 今では良い友達です。ウフ。

7/2
・僭称
 いわゆる「カタリ」。
 臣下の癖に、許しを得ず主家の性を名乗ったり、
 実力がないのに世界一を名乗ったりすること。
 柔らかい言い方をすれば「大風呂敷」。
・この単語が平成の市町村合併で、
 にわかに注目を集めている。
 十分な規模も経済力もないのに、
 その地方の代表都市を印象づけるような都市が
 続々と誕生しているからである。
・よくあるのが、
 「旧国名」を付ける都市(町村でもいいや)。
 むつ(陸奥)市、つがる市、丹波市・飛騨市
 伊豆市・甲斐市・長門市・備前市などなど。
 (伊賀市・志摩市は規模的に旧国界と遜色ないので
  僭称とは言わない)
 これらの市は旧国域を網羅しているわけではない。
 更に言えばその旧国の中心都市でもない場合も多い。
・飛騨市の例などで言うと、
 昔、旧飛騨国の中心都市だった高山が市制施行の際、
 飛騨を名乗るのは畏れ多いとして、
 飛騨を冠せず高山市となった。
 そして平成の大合併を迎えた際、
 飛騨国の中でも辺境に位置する最北4町村が合併して
 飛騨市を名乗ることになった。
 当然のように高山市民は大激怒。
 それでも、
 合併協議会は「住民の総意」としてこの批判を葬り去った。
 なんとも合点のいかぬ話である。
 立川市が「東京市」を名乗るぐらい違和感のある話だ。
・でもまぁ、これでまだ驚いてはいけない。
 更なる僭称をやってのけた自治体がある。
 岩手県に誕生した「奥州市」である。
 ええと。
 「州」ってのは「国」がいくつも集まって出来る単位ですよね。
 (現在、道州制の論議が為されている最中で、
  その議論の中で「州」は東北とか近畿とか、
  そういう単位の塊になる予定)
 水沢・江刺、それにくっついたちょびひげ程度の町村で、
 州を名乗ろうたぁ野太い神経してるよ。
 同様に甲州市を決定した塩山市他も同罪。
 (規模的には奥州より幾分マシだが)
・更に驚いたことに
 「東洋町」というのもある、、、
 普通にアジア圏だろ、それ、、、
・あ、北九州市も私は認めません。
 政令指定都市だろうが何だろうが、
 面積規模があんだけの場所が北九州を名乗る資格はない。
・歴史だけに重きを置けとは言わない。
 対等合併の市町村間の配慮が必要なのは書くべくもないだろう。
 しかし、
 政府主導の大規模合併がある際、
 歴史的地名に配慮があった試しはない。
 自国の文化をそんなに簡単に壊して良いのかどうか、
 ちったぁ考えろってば。
 天下百年の計、とまでは言わないけれど、
 自治体の名前は次の大合併が無い限り、平均半世紀もちます。
 我が町の名前が恥ずかしくないのだと、
 そう言える名前を付けて欲しいものです。
 「さくら」だの「ゆり」だの「タンポポ」だの、
 幼稚園のクラス分けみたいにならないことを切に願います。
 (既に「さくら市」は栃木県にできちゃったけど)

7/3
・黄道十二宮
 占星術の根本となる、ホロスコープに使う。
 ホロスコープでは、どの宮にどの惑星があるかを調べ、
 (生誕時の場所と時刻から算出)
 その座標と角度で性格分析をする。
 12星座に対応し、以下の意味に対応する

  宮名/星座/意味/支配星/2区分/3区分/4区分
 ・白羊宮(牡羊座)/本人/火星/男性/活動/火
 ・金牛宮(牡牛座)/所有/金星/女性/不動/地
 ・双子宮(双子座)/知識/水星/男性/柔軟/風
 ・巨蟹宮(蟹座) /家庭/月/女性/活動/水
 ・獅子宮(獅子座)/創造性/太陽/男性/不動/火
 ・処女宮(乙女座)/義務/水星/女性/柔軟/地
 ・天秤宮(天秤座)/人間関係/金星/男性/活動/風
 ・天かつ宮(蠍座)/死と再生/冥王星/女性/不動/水
 ・人馬宮(射手座)/精神性/木星/男性/柔軟/火
 ・磨かつ宮(山羊座)/社会性/土星/女性/活動/地
 ・宝瓶宮(水瓶座)/同志/天王星/男性/不動/風
 ・双魚宮(魚座) /霊性/海王星/女性/柔軟/水

・占星術は神秘主義だけでなく、
 数学の思想も取り入れているため、
 上記のように割りきれる数によって
 細かく性格区分が為されている。
 下記の区分法をそれぞれ当てはめると、
 占星術における各星座の基本的性格を知ることが出来る。
 これを表組みして、頭に叩き込み、
 あとはその場でテキトウに喋れば、エセ占星術師の完成。
 あとは弁舌の才で生き抜くべし。
 文化祭、学園祭レベルなら正直これで十分。
 (ほんとはコレの他にもミクロコスモスとか、
  守護天使とかいろいろネタはあるんだけれども、
  詳しく書きすぎてもアレなので適当なところで割愛。)
 
 <2区分法>
 ・男性宮と女性宮に分ける
  男性宮が外向的、女性宮が内向的とされる。
 <3区分法>
 ・活動宮/不動宮/柔軟宮に分ける。
  活動宮:行動的(エネルギッシュ)
  不動宮:忍耐的(マイペース)
  柔軟宮:好奇心旺盛(持久力には欠ける)
 <4区分法>
 ・火の宮/地の宮/風の宮/水の宮に分ける
  4大元素による分類だが、
  別名、ユング心理学による分類とも言う。
  行動原理の根本を何に由来するかを示す。
  直感を信じるか、感覚を信じるか、、、と言った具合。
  ちょっと前「グランドトライン」の会に書いた、
  宮による仲の良いグループがある、と言ったのはこの仲間。
  考え方の根本(価値観)が一緒と言うことは、
  仲が良くなる近道であることに間違いはない。ということだ。

  火の宮(直感):統率力に富む、情熱的。
          短気で飽きっぽい。
  地の宮(感覚):保守的、堅実、
          本質を見極める力がある。
  風の宮(思考):軽快でクール。
          思考、分析に優れるが情感に乏しい。
  水の宮(感情):順応力が高く、感受性豊か。
          発想力は高いが現実味に乏しい。

 <支配星の守護神と意味>
 ・太陽(学芸):アポロン
  自我と生命力。精神性の可能性。
 ・月(無意識・感情):アルテミス
  豊穣。自我の奥に潜む無意識性。
  無意識性の拡充。
 ・水星(伝達・知識):ヘルメス
  精神的なモノを物質に変換。
 ・金星(精神・愛情):アフロディーテ
  美と愛。対人関係。物質に勝る愛情。
  精神世界の充実。
 ・火星(物質):アレス
  愛情を越えた物質。エネルギー。
  物質世界の充実。
 ・木星(幸運):ゼウス
  精神と物質両面の成功。精神道徳。
  理想主義。
 ・土星(教訓):クロノス
  忍耐、束縛、障害や試練。その先にある成功。
  現実主義。
 ・天王星(自由):ウラノス
  自由と革命。物質を寄り高次元の物に変換。
  精神・現実からの開放。
 ・海王星(幻想):ポセイドン
  理想と幻想。発想と想像力。逃避。
  幻想世界への発展。霊性。
 ・冥王星(生死):ハデス
  生と死、性衝動と破壊衝動。
  変革の起爆力とその後の鎮静。

7/6
・ネグレクト
 育児放棄。
 「パワーハラスメント」の一種で、
 そのなかでも結構深刻な部類。
 親が他に頼る状態にない子供の育児を放棄することで、
 場合によっては餓死を招く。
 進行が進むとパワーハラスメントというよりは児童虐待になる。
 パワーハラスメントの範疇の場合、
 「積極的に無視行動をする」など、
 親の権威を利用して間接的に追い込む状態を指したりする。
・会社社会にも似たようなパワハラはあるわけで、
 お局様が派閥を従えて新入社員をシカトするなどは、
 例は違えど似たようなハラスメントになるだろうな。
・ハラスメントだと目くじら立てるのは嫌いですが、
 上に立つ者がその程度のメンタルヘルスもできないようじゃ、
 その上司(&組織)の腐れ具合がわかるというもの。
 やいのやいのと訴える側ではなく、
 自分が気をつける立場に立って接することは、
 決して悪い事じゃあ無いと思います。
 自戒自戒。 

7/7
・ルナドーム計画
 熊谷組がバブル期に発表した、月面研修施設計画。
 ドーム直径100メートル、高さ地上20メートル。
 50人程度が2〜3週間の研修を行えるような施設にする。
 ということらしい。
 バブル期の建築業界のニュースはとにかく派手で、
 月面計画では他に、
 ・月面地下交通システム(大林組)
 ・人口1000人を装丁した月面基地(清水建設)
 などがある。
 1社じゃないのが驚きだ。
 どうせ「あそこがやるんだったらウチも!」と、
 アドバルーンをブチ上げたんでしょうが、、、
 どれもこれも見事に頓挫。
 そもそも、世界の宇宙計画自体が既に危うい。
・複合企業体ではなく単体で、というのもスゴイ発想だ。
 地下鉄建設一つにとっても、
 単体での受注なんか無いだろうに。
・月刊科学雑誌「ニュートン」のバックナンバーで、
 バブル期の号を読んでみると、
 こんなトンデモ記事がまことしやかに書かれていて面白い。
 時代をリードする記事と、夢は紙一重なんだなぁ。
・でも、そういう輝く未来に思いを馳せるのも大事なんだよね。
・ちなみにこの計画は、
 1992年度の地学部天文班の文化祭冊子に取り上げた内容。
 文化祭では月面都市をジオラマで造り、大失敗しました。
 今では良い思い出です。
(追)
・巨大ビル建築計画もけっこうキテます。


7/8
・バイナリー方式
 ネットワークビジネスという名のネズミ講で、
 ここ数年流行っている新方式。
 今までののネズミ講(無限連鎖講)は、
 1人の親ネズミに対して子供は無限でした。
 これだと、数世代ですぐに世界人口を越えてしまうし、
 親ネズミの利益がなかなか上がらないという欠点があった。
 そこで、
 親ネズミに対する子ネズミを2人に限定したのが、
 バイナリー方式。
 これだと、3人目を紹介する時点で3人目は孫ネズミになる。
 紹介された時点で親ネズミになることが出来るので、
 紹介された人もとってもお得だし、
 「2人ぐらいなら私にだって友達はいるわ!」
 と、素敵な「勘違い」をさせやすい魅惑の方式。
・と言っても、倍々で増えていくのだから、
 破綻(世界人口を超える)は時間の問題で、
 (そもそも子供や貧困・飢餓地域の人口も前提ってどうよ?)
 確実に赤字層をつくってしまうビジネスのため、
 日本の法律では禁止されております。
・でも、その法の目をかいくぐる新たな方式が誕生!
 それが【再エントリー方式】というやつ。
 自分の枝が伸び悩んでいるときには、
 自分の孫の代にでも、もう何度でも自分が入れるんだぜぇ!
 何口でも入れるから、
 人口の問題はオールクリア!
 自分の直系に再エントリーすれば、
 その利益は回り回って自分に返ってくるんだから、
 リスクは少ないのさ!
 って、何口も入るんだから資本がいるわけで、
 そのぶん余計に巻き上げられてるんだけどね?
・それから、最近は洗剤、化粧品、健康食品など、
 一回の投資金額を抑えて割安感を出したり、
 (それでも一月の金額は数万円)
 高額報奨金を謳い文句にしている所も多いけど、
 リエントリー方式で倍々に増やした会員数と、
 差益としての企業の粗利、
 報奨金とのバランスが破綻している例が非常に多い。
 矛盾を突くと「あんたは帰って良い」と言われるので、
 誘われたら必至に電卓を叩いて下さい。
 逃げの早道です。
 あと、企業が販売を斡旋するのではなく、
 個々の会員に直接販売する方式の所が多いんですが、
 これは「通販」を楯にして商売をしているわけで、 
 「転売は個人の責任」ということになります。
 損害が出ても泣き寝入りコースですので、
 そこんところは十二分に把握しておきましょう。
・そもそも、
 そんなに買い込むほど商品に惚れ込んでいるんでしょうか?
 健康食品の効果は本物?
 投資目的で下心を出すから痛い目に遭うわけです(断言)
・備考
 ルーマニアの民主化後、
 国民の6人に1人がネズミ講に没入、
 講元が逃亡し経済的な大打撃を被った事件(1994年)
 同じく1990年代、
 アルバニアでもネズミ講が元で経済が破綻。
 暴動まで起きて大変な騒ぎになった。
 今でも経済に影を落としているのだから驚きだ。
・折角なので資料を頂いてきたそのネズミ講、
 友人と話し合った結果
 「非常に良くできているだましの手口」という結論に。
 親ネズミの上位500人にでも入れれば、
 けっこう儲かるんじゃネェの?
 いやいや、よく練られてます。
 でも、だいたい話が回ってくる時点で
 2000人超えてるんだよなぁ〜。
 悪魔に魂を売る気があるならば、、、、というお話しした。
(私が拉致られたネズミ講は
 「アップルフェノン」が入ったドリンク剤。
 ゲテ汁的にはレアものなので飲んでみたかったが、
 頑として試飲はさせて貰えなかった。
 ネタを買う意味で
 「1本だけ売ってちょーだい?」
 とも言ってみたが、それも断られた。
 さすがに話のネタだけで万単位の金は出せませんな)

7/9
・水含み法
 ダイエット方法の一種。
 サウナや半身浴などで汗を出す際、
 口に少量の水を含んでおくと、
 汗が出やすくなりますよ。という方法。
 なんでも、
 口の中が乾いていると、
 水分を失うのは危険と判断されるらしい。
・結果として、結構簡単に汗が出るようになりました。
 でも、そうまでして水分を絞り出したところで、
 体脂肪が燃えなければあんまり意味がないと気が付いた。
・頑張れ、俺!

7/10
・拈華微笑(ねんげみしょう)
 仏教用語。
 釈迦が仏法を<以下略:小難しいので>
 全てを悟った特上のスマイルとでも言っておきましょうか。
 仏像(如来と菩薩)独特の切れ長の不思議スマイル。
 実際にああいう目をしてる人は、
 だいたい「目つきが悪い」と言われてますね〜。
 可愛そうに。


7/11
・月に北斗七星
 家紋。
 三日月に北斗七星をかたどり、
 更に柄の星から流星まで飛んでいる。
 型破りな家紋かと思えば、
 月に星をあしらうのは戦国時代の流行らしく、
 特に妙見信仰(北斗七星を神格化した菩薩)とも
 深く関わっているらしい。
 基本的には生命保全と戦勝祈願だそうです。
 特に北斗七星は中国でも似たような信仰があるわけで、
 「北斗の拳」なども
 このあたりから引いてきていると思われます。
・コンタクトをすると死兆星が見えます。
 どうしよう。

7/12
・デレッキ
 北海道の方言で、
 ストーブに使う引っかけ棒のこと。
 薪ストーブとかに使うらしく、
 灰バサミとか火バサミの親戚筋にあたるのかな。
・また、「デレッキにするぞ!」という使い方をする場合、
 脅し、懲罰的な意味を含む。らしい。
 悪いことをした子供をコレで叩くことから、だそうで。
 (鉄で出来ているので、かなり痛いらしい)
 ちなみにウチの親は採寸用の竹定規、
 もしくは布団叩きを振り上げるのが常でした(T_T)

7/13
・とんちろりん
 千葉県夷隅地方の方言かと思われるのですが、
 定かではありません。
 同地方出身の祖母がよく使い、
 親戚では一般的に使われている言葉ですが、
 今まで、友人誰1人として通じたことがありません。
・用例
 「あまりの忙しさで、あの人とんちろりんになってるよ。」
・意味
 「とっ散らかっている状態」
 「テンパっている状態」
 を、指すと思われます。
・これを機にgogle検索を掛けてみましたが、
 なんと1件もHITせず(T_T)
 方言かどうかも疑わしくなってきました。
・誰か、知ってる人居ませんかねぇ〜。

7/14
・白ポスト運動
 いわゆる「悪書追放運動」の一環。
 青少年保護育成条例による有害指定図書などを、
 駅前や公民館に設置された「白いポスト」に投函することで、
 子供の目に触れさせないようにする。
 最近、このポスト自体を見かけなくなってきた。
・通学路に販売機を設置するというのは如何かと思うけれど、
 それ以外の場合、「有害」「有害」と目くじらを立て、
 「臭い物には蓋」的に葬り去るというのは、
 果たして正しい姿なのか?と、思います。個人的に。
 これだけ、メディアが発達してしまった現在、
 「目に触れさせない」という努力はもはやナンセンスでしょう。
 それよりも、
 オープンな情報の中で、
 自己に必要な情報を取捨選択する能力
 (いわゆるメディア・リテラシー)
 を、伸ばすことの方が重要なのではないかと思います。
・「子供は思考力が発達していない」
 という理由で「悪書」を遠ざける(影響を受けやすいから)、
 というのであれば、
 徐々にその環境に対する適応力を育てればいい。
 もちろん、「その環境自体が害悪」だと考えている場合は、
 そんな悠長なことも言っていられないんでしょうが。
・自室に隠したエロ本を、
 親に白ポストに入れられてしまったなんて聞いた日にぁあ、、
 【俺の心は害悪か?】と。
・親が考えるより子の成長は早い。
 というお話でした。 

7/15
・ブルーリボン賞
 新聞社系の映画賞とかいろいろありますが、
 今回は鉄道のみに限った、
 グットデザイン賞みたいな存在の賞について。
・「鉄道友の会」の会員による投票で決定。
 委員会だけで選定する「ローレル賞」もありますが、
 こちらは技術に重点を置かれた賞だそうで。
 ブルーリボン賞はインパクト勝負。
 選ばれた車両には
 デッキなどに「ブルーリボン賞」という記念盤を
 くっつけていたりします。
 長年、なんだそれ?と思ってました。
 最近は、グッドデザイン賞のGマークもよく見かけますね〜。
・あんまりネタが広がらないので、おしまい。

7/16
・レインボーマーチ
 ゲイ、ビアンなど、性的マイノリティのイベントの一つ。
 パレード形式で、
 仮装(ドラァグ・クイーンもその一つ)したりして、
 結構派手に街を練り歩きます。
 デモと基本的に異なるのは、
 主義主張だけにとらわれない、かなりネアカな雰囲気なこと。
 サンバカーニバルみたいな感じ。
 もちろん、
 マイノリティとしての主張は数多くあるのですが、
 現実を急激に変えようとする程、主張は強くない。
 (ゆるやかにかわればいいかな、的な感じ)
・まぁ、
 明るくしなきゃやってられないって本音もあるだろうし、
 まずは社会に受け入れられる土台がなきゃいけないから、
 自分達が
 「異質な存在だ」
 と言われてしまうような行動は、
 自ずと制限されるところはあると思います。
・最近では、東京でのパレード中止などで、
 活動としては少しヒートダウンの感があります。
 タカ派の都知事があまり同性愛に理解を示していない、
 というような事も報じられましたが、
 それよりもパレード主催者側に心労が多すぎて、
 イベントを仕切れなくなってしまった、ということのようです。
 みんな、なかなか矢面には立ちたくないんですよね、
 特にマイノリティという立場上、ね。
・レインボーは、同性愛者のシンボルでもあります。
 特に、三角形のレインボートライアングル。
 これは、
 主にリブ(活動する人)関係のシンボルでした。
 今ではいろいろなところで見かけるようになりましたし、
 ファッションとして定着しつつあるようです。
・同性愛フォビア
 (恐怖症と訳される場合もありますが、この場合は嫌悪の意)
 なども根強いため、
 いろいろとカムアウトにも制約が加わるでしょうし、
 「多様性」として受け入れられる素地が出来上がるまで、
 しばらく時間が掛かることは否めないでしょう。
 他者をありのままに受け入れること、
 なかなか難しいことではありますが、
 時には考えて欲しいところでもあります。
 それが、今回この単語を取り上げた理由。
 一応、この謎単語シリーズも、
 無理解と悪ふざけの産物じゃないぞ〜と。
 (結構、この単語を取り上げようかどうしようかは迷った。
  冗談でわらかして済む問題じゃないしね)
・他に、それがらみの単語では
 バイセクシャル
 (略称:バイ/両性愛者:いいなぁ、好きの幅が広いって)
 ヘテロセクシャル
 (略称:ヘテロ/異性愛者
  単にストレートともいう)
 トランスセクシャル・トランスジェンダー
 (性同一性障害/肉体と精神の性別が違う
  「障害」という単語にちょっぴり悪意を感じますが、、、)
 シーメール・ニューハーフ
 (豊胸手術後の男性、、、だったかな。
  両単語の区別の仕方がイマイチよく解らない
  下の工事しているかしていないかなのか、、、??)
 おかま・ホモ
 (基本的には蔑称になってしまっているので、
  ヘテロが使うのは好ましくなかったり。
  自嘲的、もしくはアイデンティティとして
  自分で呼称する場合があるので注意)
 ノンケ
 (同性愛の気が無い人のこと)
 オネェ
 (女口調で会話をするゲイのこと。
  毒舌家が多い。)
 おなべ
 (男装の女性、、、だったと)
 おこげ
 (ゲイを好きな女性、、、だったと)
 ドラァグクイーン
 (うーん。どう表現したらいいんだろう。
  化粧モリモリの女装家????
  派手に主眼をおいているので女っぽさは二の次。)
・これ以上はタチネコとかになってしまい
 ディープなアレなので打ち止め。
<備考>
・つい先日、スペインにて同性婚がOKになりました。
 (オランダ、ベルギーに続いて3国目)
 国単位ではまだまだ少ないですね。
 (アメリカは州単位でOKのところもあるが、
  フォビアが根強いので最近は禁止の方向に傾きつつある)
 フランスは事実婚(同棲婚)があるけどOKなのかな?
・同性婚だけが取りざたされる感がありますが、
 だいたい同性婚を容認しているところでは、
 相続権などの「家族の権利」も重要視している国が多いです。
・日本では「事実婚」の方向で議論が始まっていますが、
 保守の人達
 (というかキリスト教が入る比較的最近までの日本は
  性は多様だったんだけどねぇ)
 も多いので進展はほとんど無し。 
(追)
・東京のパレードは2005年より復活したようです
※なにか問題のある内容がありましたら、御指摘下さい!

7/17
・ミカカ
 パソコン通信時代(インターネットの前段階)での、
 NTTの俗称。
 NTTをカナ打ちすると、ミカカになります。
 敢えて半角にしたのは、
 当時は全角に対応してないパソもあったりして、、、
 まぁ、今になっては古代のお話なのですが、、、
・特に昔は、今のようにブロードバンドなど夢の又夢で、
 画像がやりとりできるなんて事自体、夢にも思いませんでした。
 なんで、半角記号を使い尽くして絵を描いたり、
 (顔文字はまた独自の文化で、この期にはなかった)
 そうやって楽しんでいたわけですよ。
・OSだってMS-DOSだから、
 背景黒に白文字か緑文字なんかで、、、、
 昔の映画に出てくる真っ黒画面の、、、アレですよ。
 インターネットの衝撃は、今でも忘れません。
 ウィンドウズでも、けっこうビビリましたが。
 (ms-dosの次のosはSOSって奴でした)
・何故NTTに符丁があったかというと、
 当時は電話料金が時間制でしたから、
 テレホーダイなどというシステムが始まる前は、
 NTTの電話使用料が鬼のように高かったので。
 それと、プロバイダのniftyserveも
 接続料の問題で標的にされ、
 「ミカカとミニハのおかげで今月赤字〜。」
 みたいに使ってました。
・昔からやってるっぽい人に
 「ミカカ・ミニハ」と言ってみましょう。
 きっと、懐かしがられて話が止まらなくなります。
 うざったいときは振らないでおきましょう。

7/19
・ドブソニアン
 天体望遠鏡。ニュートン式の一種。
 1980年代より流行出す。
 (考案はドブソニアンさん)
 何しろ口径が半端じゃなくデカイ上、
 自作が容易だそうで、
 天文ファンなら、一度は自作してみたい代物。
 口径が50センチ越える望遠鏡、、、
 あー、これで木星見たら解像度バッチリなんだろうなぁ。


7/21
・酢豚作りモリモリ喰ったブス
 すぶたつくりもりもりくつたぶす
・回文(逆から読んでも同じ文章になる文)です。
・どこかのラジオで聞いたネタですんで、
 私のオリジナルではありません。
 これだけの長い回文、良く考えつくよなぁ。

7/22
・ミネラライト
 蛍光鉱物のサーチライト。
 紫外線を照射し、蛍光性鉱物を光らせる特殊なライト。
 基本的には鉱山などで使われんですが、
 鉱物マニアは採集に使ったり、
 コレクションの鉱物を光らせて楽しんだりしています。
・これをもうちょっと簡単な仕掛けにした物を、
 様々なアミューズメントパークで目にするようになりました。
 (カラオケボックスなんかでもよく目にしますよね〜)
 その名は【ブラックライト】。
 蛍光塗料は紫外線で蛍光するため、
 弱めの紫外線を当てて、光らせるように工夫した物ですね。
・今でこそメジャーになっていますが、
 1990年代初頭では、かなり珍しい器具でした。
 東急ハンズで見つけて以来、
 地学部の展示物として文化祭には大活躍です。
 発光する星座版を作ったり、
 プラネタリウムを作ったり、
 ハッブル望遠鏡の画像(星雲など)を、
 エアブラシで模写して光らせたり。
・紫外線の波長の関係から、
 素人が白を作るのはちょっと技術がいります。
・ミネラライトはブラックライトより高価なんで、
 私はブラックライトを使って、鉱物を光らせています。
 蛍石の透き通るような紫、
 紅玉髄の緑、
 ピンク方解石の淡いピンク
 菱マンガン鉱のピンク、、、
 蛍光鉱物にはまると、ズブズブいきますので御注意。
・8月4日〜9日は、
 池袋東武のイベント会場で鉱物博があります。
 今回は長石かカルセドニーの類で何か買うかも〜。

7/23
・赤五(あかうー)
 麻雀牌の中に紛れている赤字の牌。
 地方ルールなので、
 入れないトコロもありますが、
 ピン子、筒子、万子にそれぞれ1枚、
 計3枚が普通?なのかな。
 地方ルールによりますが、
 ドラ扱いになるか、御祝儀がつくか、
 いわゆるボーナス扱いの嬉しい牌。
・相場が一気に高騰するので、
 慣れない人には怖い牌かも。

7/24
・イランイラン
 アロマテラピー用のエッセンシャルオイルの一つ。
 蒸留抽出法を使っているので、
 本気の精油を買おうとするとそれなりに高価です。
 20mlで2000円台は覚悟しないとダメだろうな。
・マレー語で「花の中の花」の意味。
 作用は強壮、抑鬱、ホルモンバランスの調整、、
 ということで、大袈裟に言うとアッパー系(笑)。
 香りの質としてはベースノートに属するので、
 香水として賦香する場合は基本の香りとして長続きします。
 (香水の賦香の原則としては、
  最初の香り「トップノート」、
  ちょっと経ってから出てくる香り「ミドルノート」
  最後までずっと残る香り「ベースノート」
  この3種類を組み合わせて香りを調合する)
・かなりエキゾチックな女性的な香りです
 どうもこの手の香りは苦手なので、
 実際にアロマテラピーで使ってみたことはないですねぇ。
・そう言えば昔、週刊少年チャンピオンで
 「調香少年サトル」ってゆーのをやってました。
 香りで何でも即解決、なんか
 「笑うせぇるすまん」みたいなブラックな漫画でした。

7/27
・四角い部屋を丸く掃く
 ズボラな私の部屋そのまんま。
 こういう皮肉った戒めの言葉ってスキ。
 自虐的に使うのが特にスキ。
 マゾ?

7/28
・きたもなければみなみもないひがしもなければにしもない
 「北もなければ南もない、東もなければ西もない」
 方位除けのおまじないであります。
 風水はどうだか知りませんが、
 方位学では毎日の吉凶の方角が変わります。
 で、
 凶の方角に出掛けなければならないときは、
 一旦、吉の方角を経由してから凶の方角に行く、
 などの方位除けを行う、らしい。
 それがすっごく面倒くさい。
 また、引っ越しの方相なんかを見るときに、
 凶の方角に直接引っ越すのも、
 避けた方が良いらしいんですよ。
 しかし、
 「いちいち吉の方角に移転して方位が変わるのを待つ」
 なんて時間とお金が掛かることは出来ない!
 という人のために考えられたのが、今回の呪文。
・凶の方角に出掛ける際、
 途切れなく3回唱える。
 (例えば「南もない」の後に息継ぎをしてはダメ)
 あくまでも、
 「どこの方位でも無い場所に自分は行くんだぞ」
 と、土地神(なのか?)に言い聞かせるのがポイントなので。
 区切ってしまっては意味が無くなります。
・でもって、
 引っ越しや重大イベント(結婚・見合い・試験など)が
 凶方位で、とっても不安だなぁと言うときは、
 丸く切った上に、丸く上の呪文を切れ目無く書き、
 携帯すると良いらしいです。
・実際にやってる人を見たことがないですが、
 おみくじにも方位について色々書いてあるところを見ると、
 案外古くから方位に関する信仰や俗説はあるっぽいですね。 

7/29
・上下左右BA
 コナミコマンド。
 ファミコンの裏技(隠しコマンド)のなかでも
 特に有名な部類。
 グラディウスではフル装備追加。
 これで話が通じる年代には懐かしいだろうと思う。
 みんな必至で裏技を発見しようとした、
 子供の頃に覚えてしまった無駄技、
 忘れられねぇんだよぅ、体がよぅ〜。
 おおらかで、よき時代であった(T_T)。

7/31
・司教区
 カトリック教会系の布教地区区分。
 それぞれの教区
 日本には16の司教区があり
 そのうち3区(東京・大阪・長崎)が大司教区。
・カトリックの聖職位階には
 おおまかに司教・司祭・助祭があり、
 叙階によって昇進する(基本的には貢献度?)。
 司教には教区の規模によって更に
 大司教、総大司教などがある。
 で、その教区につき1人だけの司教がいる。
 そう、司教位というのはとても高い位なのだ。
 (教皇も厳密に言えば司教にあたる)
 ウィザードリィでビショップを司教と訳していますが、
 修行だけでは司教にはなれません(自称司教は認められず)。
 政治力でのし上がらないとね。
 まぁ、
 カトリック側は位階によるヒエラルキーは否定しており、
 (神の前での平等)
 聖職者の序列があるわけではないと説明しているが、、、
 ヴァチカンの組織図に「列聖省」という場所があるわけで、
 どこまで徹底されているかは不明。
 更に、大司教区などからは「枢機卿」と呼ばれる役職に
 任命される場合があり、こちらはヴァチカンの中央組織での
 職務に当たる場合が多い。
 ちなみに、教皇は60歳未満の枢機卿による投票制選挙。
・でもって、
 司教区には各1つ、司教座のある教会がある。
 司教座とは、
 司教が座る椅子のこと。
 司教座がある教会は、
 格の高い教会だと思って下さい。
 御利益は唯一神宗教なだけに変わりはないハズだけど、、、
・ちなみに東京大司教区の司教座は関口教会。
 (丹下健三デザインによる
  「東京カテドラル聖マリア大聖堂」がそう)
 長崎大司教区では浦上教会(「浦上天主堂」として有名?)
・仏教は各宗派は分派を繰り返して増えるため、
 中央集権的な地区組織っていうのはあまりみかけない。
 本山と末寺との関係は地区の関係ではないし。
 まぁ、役職は色々あるが。
・神社ではその昔、延喜式(905年)にて
 中央集権化が図られ、
 国ごとに
 1位(一宮)2位(二宮)3位(三宮)などが定められた。
 もちろん、一宮の格が高い。
 一宮とか二宮という地名はこの時代の名残。
 これとは別に「総社」というのがあり、
 これはその国にある全ての神を合祀した神社のこと。
 面倒くさいから全部まとめちゃった、的なアバウトさが好き。
 また、神宮は国よりも大きな規模なので、
 一宮とかの格付けには無関係。
 かなりデカイ神社じゃないと神宮は名乗れないです。
・で、
 最近の新興宗教は
 これら中央集権的宗教のエッセンスが強くなってきており、
 <以下略>


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