ママチャリに乗る、とある若者のおはなし。
                                       by:めそ

 いつの日からか、自分にとって自転車が欠かせないものになってました。
帰りに自転車に乗って「ふらふら」と帰る感覚がなんだか楽しくて、忙しい時にも、
電車で行けばいいものをわざわざ自転車で行ってしまうこともしばしば…
そんな自分だから、自転車で30分かかる距離は「ちょっとした買い物程度」、1時
間だと「ちょっと隣町までお出かけ」位な気分に…(このことを言うと、「変だ」と
か「すごい」とかよく言われるんですけど、そんな変なのでしょうか?意見求む。)


 自分がこんなにも自転車に依存(?)するようになったのは、おそらく小学校の頃に
自転車でたまに塾通いしていたことが関係していると思う。
そして中学生の頃には、電車で30分以上はかかるような場所に行ったりするように
なっていた。
 こんな感じで中学生の頃から自転車で色々と乗り回していたおかげで、都内の主要な道路地図が頭の中に染み付いてしまい、出かけるのが都内(山手線圏内およびその周辺)の場合なら、電車で行くのにかかる時間とさほど変わらなくなりました。
(行く場所によっては電車や車などで行くよりも早いこともあり、以前ゲテ汁大会用の飲み物を一緒に買いに行った時に恩田さんらを驚かせた覚えがあったり…)


  これだけ人より自転車に乗る機会・距離が多ければそれだけこき使っているわけで、ブレーキの切断や金属疲労によるペダル根元部分からの折れ、そしてなぜかサドル部分の分離(笑)など色々とあったおかげで、自転車に対する修理や自動車などからの自分に対する身の安全に対しても気を使うようになりました。
…まぁ、色々と書いてきましたが、自分が自転車に乗ることができる状態の体である
限りは、自転車と自分に気を使いつつ、自転車と付き合っていきたいと思ってます。


<恩田の繰り言>
・若者は、割と自転車にのめり込む機会に恵まれている。
 青年になる過渡期というのか、
 バイクや車を手にする一段階前の、
 そして、
 自分の力を出し切る機会として、
 遠出の一つや二つの経験は、
 たぶん乗船客(特に男性)の皆様、
 どなたにも胸に湧く記憶としてあるだろう。
・まぁ、空氏のように専門的に攻める人は僅かだろうが、
 めそ氏のように、
 生活の足以上に、自転車を愛好する若者は、
 決して、少なくない。
・かく言う私も、
 ママチャリで爆走した経験は少なくない。
 W-Potac時代、
 旅行のパンフレットを配るという理由だけで、
 会員の家を自転車で回ったこともある。
 北は蓮田、西は田無、南は羽田で、東は船橋、
 1日で100キロはザラで、
 翌日の学校で、
 「消印無しの郵便物が届いたんだけど」
 なんて驚かれるのを、
 筋肉痛を隠して笑い飛ばしたものである。
・それに、なかなか来ない電車を待ったり、
 渋滞する道を車で行くよりも、
 自転車は驚く程早く、機動力もある。
 めそ氏のように、タクシーと互角に張り合ったり、
 電車と張り合ったりして、
 私達を驚かせてくれました。
 げに恐ろしきは、若者の体力と言うことですね。(笑)
・若い内に、無茶しとけよー。