ゲテ汁最強の男と呼ばれて
                 
by:水上雪兎

実際最強なのかはどうであれそう呼ばれるのはうれしいものです。たとえそれがゲテ汁でも。
穀物系に関して言えばゲテ汁参加者の中では最強だと思いますけど、
黒酢みたいな酢の物や青汁あたりはあまり得意じゃないです。
ただ他の皆は私の苦手なそれらは結構平気らしいし、
そういうのが賭けられるゲームではあまり負けないため実際にはぜんぜん飲まないんですよね。
逆に皆が比較的苦手な穀物系がよく回ってきて、
あの手の味が結構好きな私には普通のジュースのように飲める。
そのためにまわりから見ると結構強いように見えるってわけです。
特に腐った死体氏あたりが「穀物=ゲテ汁」みたいなイメージを持っているようで、
そこらへんがこの名前が出来た真の理由なんじゃないかと思ってます。
もしかしたら原種ウコン茶を平気で飲んでたことのほうかもしれませんけど・・・。


実際の強さ自体はどうなんでしょう・・・。
原料がそもそも嫌いなものでない限り大概のものは平気だし、味にはよほどでない限り無頓着だし、
私の嫌いなものはまず飲み物にならないようなもの(きのこ等)なので、
まずすぎて飲めないってのは結構少ないと思いますね。
そういう意味では結構強いほうに入るのかもしれません。
ただある程度長丁場になると腹の容量で苦しくなってへろへろになる。
第4回大会ではそのせいでかなりへばってましたね。
特に腹の容量では参加者中最弱なのではないでしょうか・・・。


今まで参加したゲテ汁大会の中で一番記憶に残ったことというと、
やはり第3回大会のとき私が飲んだ中華食材でしょうか・・・。
「食材」って言葉から私は、
「小粒の豆でも入ってるのかな?」とか「どろどろしてて飲みにくいんじゃないかな?」
などど考えて強敵を引き当ててしまったと恐れてたのですが、
実際開けてみると「プシュッ」と言う炭酸独特の音がしたのでびっくり、
自分の描いていたものとのギャップについ「食材なのに炭酸!?」
と言ったところ若酔氏がこの言葉をえらく気に入って、
「今回の迷言だな。」と言われたことでしょうか。
他に記憶の残ったことと言うと、
腐った死体氏があまり負けないのにきついのに限ってピンポイントで引き当てたり、
勝ちも負けもしないでツモ上がりで割を食いつづけたことでしょうかね。


最後に、ゲテ汁大会自体は結構好きです。
まあ私は友人たちとわいわい騒ぐのが好きな人間なので、
別にゲテ汁大会でなくてもイベント全般が好きな人間なのかもしれませんが・・・。
またやる機会があったら出来るだけ参加したいですね。


<恩田の繰り言>
・「みんなが嫌がる、新手の罰ゲームは何だろう。」
 そもそも、そんなことから始まったゲテ汁探索。
 始めは手探りで、
 OBという立場を利用し、
 部活の差し入れとしての嫌がらせでした。
 (嫌な先輩だな、おい。)
・妙なもので、
 それが定着すると、
 楽しみにさえするような輩が出てくるようになり、
 次第にエスカレートしていった結果、
 来るトコまで来ちゃってこうなっちゃいました。(爆)
・「ゲテ汁好きは味覚が狂ってる」
 と、世ではよく言われます。
 会社の人間にも、なかば白い目で見られます。
 良く知る友人にさえ、
 「そんなものに敢えて金を出してまで呑むなんて、
  とても正気の沙汰とは思えない。」
 とまで言われる始末。
 やっぱり、悪食は非難されるのね。(T_T)
・しかし、味覚云々は、むしろ一般以上に厳しいと思います。
 「飲める」「飲めない」「マズイ」「マスくない」
 という単純判断しているわけではなくて、
 「これはこの味がイキ過ぎ」とか
 「ちょっと果糖ブドウ糖液糖臭くない?」とか、
 成分レヴェルであれこれ論議することもしばしば。
 「狂ってる」んではなくて「慣れちゃってる」だけなんだよね。
・だから、水上氏のように、
 ゲテ汁(穀物系は特に)に耐性が付いてしまったりするんです。
 それはあくまで「研究の成果(かなりマッドだが)」に他ならず、
 逆に言えば、
 これほど製品開発に有用な消費者集団もないと考えるんだけど。
・そこんとこ、どうなんでしょうか?
 ねぇ、メーカー様及び自治体の皆様。
 私達は喜んで、試作品でもガンガン飲みますよ。(爆笑)