【第1回ゲテ汁毒味会の報告書】
・この日のために、都内各所で買い求められたゲテ汁は61種。
(金額にして14000円)
デパート、コンビニ、大久保の韓国食料品店、
池袋のワールドインポートマート、うさんくさい自然食品店、
挙げ句は東京駅の国際観光会館の都道府県観光課出張所まで、
ゲテ汁探索班はありとあらゆるゲテ汁を求め、
1ヶ月ほど野に散った。
まさに、
「毒をくらわば皿まで」である。
・実施日は1999年2月6日~7日、
東京都西多摩郡あきる野市にあるとあるバンガローにて、
この死亡遊技は行われた。
キャンプシーズンとは程遠く、他のキャンプ場は営業さえしておらず、
このバンガローに至っても、
暖房(ストーブ)をオプションでレンタルする程の寒さである。
この奇特な企画に賛同した人間は4名、
参加者は企画者を含め
「和泉」「毒空木」「若水」「死して~」「恩田」の5名。
本当は、この他に2名ほど予定があったのだが、
当日の熱発でドタキャン。
一人当たりの消費量を考えて愕然とする。
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《ゲテ汁の一部①》
左から3番目が、掲示板で話題になった「ミキ」。
右から6番目が、「エノキエキス」という名の毒物。
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《ゲテ汁の一部②》
・右から2番目が、「原種ウコン茶」。
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【ゲテ汁毒味会のルール】
・まず、大量に購入して置いた「メッコール」で乾杯!
高らかに開会を宣言。
その後、
『ただ単に飲んでも面白くない』
ということで、
1人抜けの麻雀にて勝負を決めることになる。
①まず、ジャンケンで買った者が抜け番となり、
最初のゲテ汁を決める。
②麻雀を1局行い、勝負を付ける。
結果によって、ゲテ汁を飲む量が決まる。
A:フリコミの場合は振り込んだ人間が1本全部空け、
次のゲテ汁を指定して抜け番を交代。
B:ツモ上がりの場合、ツモられた3人が均等にコップに分ける。
勝ち抜けということで、次のゲテ汁を指定して交代。
C:流局の場合、ノーテンの人間が均等に分けて飲む。
ノーテンもしくはテンパイが1人の場合は抜け番を交代。
(偶数の時は抜け番を交代しないで続行)
D:チョンボ(多牌・少牌を含む)はAに準ずる。
③ゲテ汁が無くなるまで永遠に繰り返し。
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【第1局風景】
・寒いので毛布で防御。
・奥に山積みのゲテ汁。
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【しぼって】
・紙パックの豆乳系は、
見た目がグロいです。
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【一気に飲む】
・余裕が出ると味わうようになる(爆)
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【余録】
・毒空木の差し入れ「花丸煎餅(ソース煎餅」。
くわえておどけているのは和泉。
・ゲテ汁好きは、何故か駄菓子好きが多い。
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【感想】
・いやぁ、正直言って「きつかった」ですねぇ。
なにしろ、1人あたり、平均12本は飲んでるわけですから。
・それに、ゲテ汁だけではもたないと思い、
各自口直しのジュースを買い込んできてるし。
・第1局を打ち始めたのが16時ぐらいで、
最終局60局が終わったのが翌朝6時。
そのあいだ、ブッ続けで麻雀してました。
途中から、眠さと吐き気と尿意で、
みんな妙なハイテンションになってるし。
途中で弁当やら駄菓子やらをやたらと食べるので、
腹は完全に膨張しっぱなし。
(やっぱり、ソース煎餅には練乳が一番ですよね)
灯油ストーブのせいで空気も悪く、
かといって外は極寒なので喚気は辛かったですね。
・それにしても、
こんなに悪条件のイベントだったのにも関わらず、
翌日驚くほど元気だったのは、
「プロポリス入り」とか「青汁」とか「エノキエキス」が、
実は体に良かったからなのかと密かに思っている
オイラだったりする。
・最終的な結果はこちら。
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