【第4回ゲテ汁大会の記録】

《序盤戦》(1局〜25局)
・予め冷蔵室解凍を施していた青汁(キューサイ版)で乾杯!
 念願が叶い(?)最終回にして初参加の「めそ氏」、
 いきなり強烈な洗礼を受け、早くも暗雲のたれ込めるスタートとなった。
 一応、他の人間は青汁系に対して若干の抵抗があったのだが、
 さすがの
本家、空きっ腹にハードパンチを打ち込んでくれました。

・今回も5人ということで、1人抜け麻雀となりました。
 めそ氏が持ってきてくれたMP3ファイル(かなりマッド)を
 パソコンで再生しつつ、
 普段通り、初戦からハードなゲテ汁が続々と登場する。
・と、ここで一つの異変が起こり始める。
 【ゲテ汁耐性最強】の名を
 恣(「ほしいまま」と読む)にしてきた水上氏が、
 いきなりゲテ汁消費量のペースダウン。
 あれよあれよという間に、水上氏の周りに飲み残しゲテ汁が……。
・そして、場全体がのんびりムードに突入、
 局の進みが極端に遅くなってしまった。
・その混乱の中、序盤のリードをつかんだのが水上氏、
 「これ以上溜めると危険」と判断したのか、
 立直ドラ6の鬼手を契機に勝利を重ね、回避街道を驀進した。
・一方、今回の目玉は何と言っても
【地場産系】
 しかも、紙パック系の賞味期限がほぼ全滅という、
 【違う意味で危険な飲み物】
 が大量に混入されていたこと。
 梅雨ではあるが、既に気温が危ないぐらいに上昇していたので、
 審判団の協議の末、
 安全面を理由に紙パック類を冷凍庫で冷却する事になった。
 (のちに、これが元で悲劇が起きるのだが)
・そして、それ以外に目立ったのが「酢系」と「豆乳系」。
 穀物系に弱い「屍」が、やや苦戦の表情。
 しかし、それ以上に危険だったのが「めそ氏」。
 さすがに初参加でこれはきつかったのか、
 【見る見るうちに顔色が青から土気色へ】
 沈みっぱなしでかなり死線を彷徨っていました。


《中盤戦》(26局〜50局)

・そして迎えた中盤戦。
 一応、ゲテ汁大会としての山場を迎えます。
 だいたい、午後2時ぐらいのお腹が減ってくる時間帯。
 しかし、
 ただひたすらにゲテ汁を消費しているため、
 胃の中はかなりの物量が溜め込まれています。
 「あんまり食えないね」ということで、
 冷凍庫にあった食品を解凍して共し、
 あとは備蓄食糧の「
ビックカツ(駄菓子)」でつなぐ。
・そのとき、
 「すいませーん」と、戸口から声がする。
 出てみると、宅配便の兄ちゃんが顔を出している。
 
荷物は……「鉄瓶」
 依頼主は……「フセイン!」

 どうやら、頼んでおいたダッチオーヴンのようです。
 開けてみると
 アヒル隊長が!!!
 おっと、メモが入ってるぜ。
 なになに、
 
『遅くなりましたが、引越祝いです。』
 ううむ、やってくれるぜ、フセイン。(爆)
・一時中断された大会はノロノロと進み始め、
 冷凍庫で眠っていた紙パックが次々と放出される。
 「っちゅーか、凍ってるぢゃん。コレ。」
 デンジャー率万倍!
 溶け始めるアイスキャンディーを想像して貰うと解ると思うが、
 溶け始めはひたすら濃く、最後は薄いという二段攻撃、
 これによって数名が結構なダメージを食らう。
・そこで登場したデンジャーゲテ汁
【CHAOKHO】。
 料理用のココナッツミルク
(濃縮)
 もちろん、味など付いておらず、しかも半分凍っている。
 HITした水上氏が苦戦模様だったので、
 砂糖を入れてアイスクリームに仕立ててみました。
 それでもあの量は……。
・このあたりから、先が見えない戦いが始まる。
 なにしろ登録数は最大の98本。
 飲めども飲めども減る気配を見せず、
 死合は一気にスローペースへ。
 「そうせ、今日一日じゃ終わらないもんね」
 さすがに日帰りでこの量はきつかったか?
 見る見るうちに志気が下がっていき、
 消費ペースが落ちてゆくのでした。

開始直後
まだ余裕が感じられます
壊れた秘密兵器
水上氏は不調でした


《終盤戦》(51局〜69局)
・スローペースモードに突入し、
 毎回のごとく消化試合の様相を呈した終盤戦。
 それを端的に表すように、流局が続出。
 残すところ1時間という時点で、
 在庫数が
40本もある。
 もうだめだ。
 しかし、そこで終わらせてしまえば、
 最終回という意味がない。
 ここで一気にペースアップを試み、
 糞手、早上がりの鳴き麻雀に突入。
 ここで挽回を試みるも、
 30本を残してあっけなく終幕してしまった。
 そして、この終盤戦、
 
一度も抜け番になることなく藻掻き続けていた人間が居る。
 
恩田である。
 中盤戦の終わり頃から抜けられなくなり、
 とうとう最終局まで21局連続で出場となった。(新記録)
・既に脳髄までゲテ汁が浸透していたらしく、
 記憶も記録も曖昧。(爆)
 そんなこんなで、10時間に及ぶ長い戦いに幕が下りたのでした。

・しかし……、
 残った在庫を一掃するべく、
 恩田は立ち上がったのでした……。 


《恩田の単独乱闘》(70本目〜98本目)
・大量に在庫を残して最終回が終わってしまった。
 そして、もう大会を開くつもりはない。
 となると、
「飲むしかないじゃん」。
・脳味噌がテンパイしている今しかない。
 あとで飲もうと思っても、
 手を付けられるはずがない。
・なら、やるしかない。

・今回は自宅だ。
 そして、明日は空き缶・空き瓶の回収日。
 とりあえず散乱した遺物を片付け、
 家具調こたつの上に在庫を並べてみる。
 「……すげー量ぢゃん。」(T_T)
 折角だから、記録付けるか。
 HP関係のイベント記録帳(ほとんどゲテ汁の結果表)を取り出し、
 ペンを携えて飲み出す。
 1本目……2本目……3本目…… 
まだいけるかなー?
 10本目……15本目……    
うっヤバイ、逝っちゃう……(T_T)
 <インターバル>
 20本目からは以上に腹部が膨れ上がり、 
 1本飲むたびにトイレに駆け込む状態。
 「とりあえず、ここらで一発、胃の中の物ぶちまけないとなー」
冷静に嘔吐
 その後は快調、5本事に出しに行き、
 しめて29本、無事に胃袋に納めたのでした。
・「もう、二度とやりません。」


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