さて、カラオケBOXで行われた第U回大会。
 参加者は前回+1名の6名となった。


・和泉・毒空木・屍・恩田の4名は前回より引き続きの参加。
・卵・水上ゆきとの2名は、前回の
ドタキャンメンツである。
 (水上は、都合により途中から参加)


 前回は五日市のバンガローを貸し切りと言うことで、
 一晩中、ゲテ汁を飲むという暴挙だった。
 今回は前回に比べて見劣りのするラインナップ、
 それほど気合いを入れずとも乗り切れると恩田は踏んでいた。


 集合は13:00。しかし、約束の時間になっても、
 集合場所にいるのは
恩田1名
 うーむ、
さすがは大学生。時間には疎い。

 三々五々に集合し、
 目的のカラオケ屋「チャオ」へ行く前に、最後の買い出し。
 チャオの隣のGAIAで物色するが、新商品は見あたらず。
 そして、「チャオ」へ。
 ……
潰れていた。
 
 気を取り直して「パセラ」へ。
 ……
営業時間が15:00から。(轟沈)
 ゲームセンターで時間を潰し、パセラへ。


 室内に突入し、ワンドリンクを注文。
 『この飲み物が、常世最後の甘露となるだろう!』
 恩田の開会宣言の後、今回のルールの解説となる。


〔第2回大会のルール〕
・前回は麻雀だったが、今回はカラオケである。
 まずはジャンケンで順番を決め、
 5本のゲテ汁を無作為に恩田が選び、テーブルへ。
 順番に5本並べ、最初のゲテ汁から順番に飲むことにする。
・順番に歌い、採点機能をスイッチオン。
 奇数ならゲテ汁・偶数ならセーフ。
 100点なら歓迎の意味でテーブルの上を全部消費、
 0点でも罰ゲームの意味でテーブルの上を全部消費。
 「採点不能」の場合は、罰符の意味で1本消費。
・消費した分のゲテ汁は、消費した人間が補充。


・テーブルの上に実際に数本の見えているのでスリリング。
 偶数・奇数なので上手い下手は関係なく、運が全てを支配する。


 とりあえず、4時間の予約で、大会がスタートした。
 

《前半戦》(01~24)

・「最初は軽めに行こう」ということで、
 前半戦のゲテ汁のラインナップは余裕のものばかり。
 しかも、回避が続出し、前半戦でゲテ汁の消費はほとんどナシ。
 1時間を越えたところで、水上から電話。
 「今新宿です、参加します。」「来い。」
 これにより、最強を謳われたゲテ汁は保存されることになる。
・この段階で地雷を踏んだのは
恩田ただ1人。
 スプーン付きのゲテ汁を「食べる」羽目になる。
・「辛い」という未経験のゲテ汁(ジンジャーエール)が効く。

《中盤戦》(25~60)

・水上が登場したところで、穀物系大放出。
 異様に甘いゲテ汁に、参加者が少しづつ壊れて行く。
・ここでの山は「原種ウコン」と「八寶粥」。
 1度飲んでいるにも関わらず、やはり不味いウコン。
 卵が一口飲み、撃沈。
 またもスプーン付きのゲテ汁に恩田がHIT!
・ホルステン(ノンアルコールビール)にてとどめを刺され、
 トイレに駆け込んで
リセットボタンポチッとな。
・その他のゲテ汁は参加者にダメージを与えることなく通過。

《後半戦》(61~81)

・4時間が経過するも、底が見えず1時間延長。
 1番回しでスピードをアップをはかる。
・惰性で歌い続けるも回避が続出。
 そろそろもう1時間延長か?と、思われた頃、
 ほぼ5時間をかけた戦いに幕が下りた。

@開始直後 A元気な屍 B初参加の卵

Cたれぱんだ D今回の敗者

【総評】
・開催前から、前回に比べて甘いと言われ続けてきた今回の大会。
 確かに、見劣りするようなゲテ汁も多かったが、
 キラリと光る牙を持つ一品も結構あった。
・しかし、その牙を引き当てたのは、
 「毒空木」と「恩田」の2名のみで、
 他の参加者はほとんど安全圏を爆進する結果となった。
 特に、「スプーンで食べる」系の、
 どう考えても「汁」ではない2本に大ハマリした恩田の傷は深く、
 翌日も胃もたれに苦しむ羽目になる。
・また、期待が高かった「シジミエキス21S」「タングロン」の2種が不発で、
 期待通りの効力を発揮できなかったことも痛い。
・次回に向けての課題としては、
 「量を増やすこと」「分科制を導入すること」などが挙げられる。
 分科とは、「穀物系オンリー大会」「地場産ドリンク限定大会」など、
 同じ種類のゲテ汁を飲み比べて絶対評価表を作成することである。

・また、今回は時間と費用の節約のため、カラオケBOXでの開催となった。
 やはり、手狭で余裕がないことがネックとなったので、
 次回は前回のように、1泊プランも視野に入れることにする。
 深夜へ突入する頃の精神的なハイ状態が欲しいからだ。

・カラオケの選曲に関しても、
 やはり一般レヴェルかあかけ離れており、
 「アニソン」「中島みゆき」「ヨーデル」など、
 このメンバーでしか認知されない異様な空間であったことは否めない。
 さすがはパセラ、マニアックな曲が目白押しだ。

・とにかく、今回は燃え切らない不発の大会だった。
 次回に期待したい。

【最終結果(データ)へ】